最終更新日:2024/12/20 編集:レコン・ギス田

折角の温泉宿でもウォーハンマー。どうも、レコン・ギス田です。
今回は商品解説です。それも逆にレアな、ウォーハンマー エイジ・オブ・シグマーの初心者ガイドについての紹介です。
正直な所周りで持っている人をめったに見ないので、ある意味レアな記事になるかも知れません。いや、初心者が買うものだからというのもあるんですが……、びっくりしたのは値段よ。

一瞬伸ばした手が止まったからね。多分ティアキンのリンクも、落下していくゼルダにこんな値札が貼ってあったら手を伸ばす前に止めますね。リンクをずっと動かしてた私が言うんだから間違いねえよ。
スタートガイドといえば、まあ要はゲームに興味を持ってくれた顧客候補が買うものということで、昔エイジ・オブ・シグマーの2版の時のやつを私も買いました。日本語でしたし試しに、という気持ちでしたが……ううむ、敷居が上がったんだなあと。
まあなにはともあれ購入した中身について紹介していきますね。


まずはこんな感じです。パッケージは紙製で、それを破って開くタイプですね。

中からは本。そして出てきた黒い小箱からは、期待通りのミニチュアがお出ましです!
ミニチュアについて

中に入っているランナー一式はこんな具合です。リベレイターの方はお店とかでもサンプルミニチュアとして塗装用に配布されているやつと一緒かなあ?しかしスケイヴンの方は珍しいですね。というかあれ?ベースもちゃんとETBなんで……こいつってひょっとしてこのセット限定の一匹!?
いやまあベースが特別なだけで、造形自体はセットに入ってた気はしますが……何とかそういうことにして得した気分になりましょう。やったぜ!
思いがけず気づいてしまいましたが、しかしネズミ一匹ですからね……。ゲームでどう使うかは悩ましいですが、ヒーローなり特別なキャラとして扱ってやりたい所。

ちなみに組み立て方はこんなん。後述の本に書いてます。どっちもシンプル!ただストキャスはマスクのあるなしを選べるのはエライですね。
本について
そして本!本については……メインコンテンツながらさっくりと。目次はこんな感じです。ウォーハンマーのガイドって感じですね。

組み立てやらペイントやらは置いといて、見どころとしては陣営紹介。なにげに全精力が入っています。すごい数ですね!(ビーストオブケイオスはいません)
基本各勢力2P程ですが、同梱のミニチュアもいるストキャスとスケイヴンは4P割いての紹介です。

アートワークは本当に抜群に格好いいですね。説明は簡潔にしつつ、格好良さをびしっと伝えてきます。

スケイヴンもビシッと。本で見るとやっぱりいいですねえ、アートワーク。
しかし驚くのは陣営の数ですよね。めちゃ多いので、各2Pというのも納得です。紹介についてはCOSだけ見本として挙げておくと、こんな感じです。

フルペイントのミニチュア写真&アートワーク、そして簡単な設定解説。これが全陣営で続きますからね、こりゃ気に入った陣営とかあったらずっと見ちゃうだろうなと思います。
また陣営事に大型の見開き写真もあります。混沌だとこんな感じ。中々ごきげんな写真ですね。

このあたりはバトルトームやコアブックよりももちろん内容的には薄いんですが、何気に写真が多めで、しかも軍勢を全部抑えているので美術的な価値はありありかもしれません。
やはり本でパラパラと観ていて、ちょっとほしくなります。紙質はなんかちょっとあれですが、ちゃんとA4サイズでかつフルカラーでとなると、良いじゃないかなと思います。
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あとはもちろんペイントについても書いてますよ。塗料とかはついてませんが……(というか用意するものでなんか色が足りないんでネズミが仕上がってないのが面白いですね。

あとは他セットの紹介とかがメインですね。まあ有料のカタログみたいなもんやしね……。次はこれを買うんや!

いやまあどれを変えば良いのかわからない、という声をいつも聞くウォーハンマーですからね。こういう本が動線として働いてくれたら何よりかなと思います。
まとめ
ということでいかがだったでしょうか。ウォーハンマーのスタートガイド。縁あって買ってしまったので記事にしましたが、色々と今と未来と日本の経済と考える記事になってしまいました。
しかし雑感として、やはり値段については昔のスタートガイドから倍ぐらいに値上がりしているのは驚きでした。いやほんとつい初心者向けツールは購入対象から外してしまっていたので全く気づかなくて。
もともとの内容作成のコストから翻訳コストから製本コスト、またミニチュアをいれるパッケージのコスト……色々あるんでしょうが。昔の価格はもちろん他の各種ツールの価格も考えると一体どうしてこうなった……とついつい考えてしまいますね。
スマートフォンをはじめとする電子端末が一般化した今では、データや情報は無料でいくらでも手に入りますから、そこからどう書籍の価値を見出していくかということになるんでしょうが……。
いずれにせよ本記事がスタートガイドを手に取った、もしくは手に取ろうとしている方のご参考になれば幸いです。陣営ごとの紹介は、多分知らない人からしたら一晩中楽しく読めるくらいはありますよ。
ということで読んでくださってありがとうございました。ではまた!
(写真撮影:レコン・ギス田)