最終更新日:2024/09/03 編集:レコン・ギス田
どうもレコン・ギス田です!えへへ、来ちゃった……ということでまさかのネクロムンダの新商品セット解説。ちょっと今回は久々に該当セットを手に入れてしまったので、番外編的なお試し記事になります。需要ありそうなら続けるかもしれませんが、もうほとんどギスちゃんのお買い物記録みたいになって来たかな……さてはて。
このページではNecromunda: Hive Secundusの箱と中身について、ざっと説明します。
概要
本セットは2024年の8月31日に発売されたネクロムンダの拡張ボックスセットです。拡張ボックスセットと銘打たれていますが、ネクロムンダが初めての方でもこのボックス内のアイテム一式で独立して遊べるスターターセットの一種となっています。
ちなみにネクロムンダはウォーハンマー40kの世界観の中にある惑星の一つの名前であり(過密惑星ネクロムンダ)、そこを舞台にしたギャング同士の抗争を軸としたスカーミッシュ・ゲームです。ウォークライや40kと比べてもゲームルールや処理が複雑ではありますが、TRPGぽさと成長要素・カスタマイズ要素をぶちこんだゲーム性には魅力を感じる人が多いようです。慣れたら面白いのです。(あとディストピアSFものの極北みたいなものなんで、そういうのが好きな方にはピンとくるんじゃないでしょうか)
今回はギャング同士という垣根から少しはみ出した、異星人の子孫たちとの闘いです(説明が長くなるので大分設定は省略してます)。ハイヴ セカンダスと呼ばれるやばめの廃墟に、そこにある希少な技術を求めてやってくる探索者達と、それを迎え撃つハイヴ セカンダスに巣食う怪物とその信奉者達。この2陣営に別れてのゲームが楽しめます。
ルールブックに日本語版が存在しない・テンプレートやダイスなどが専用のものである・マップもなんか必要……と触れたことのない日本のユーザーには敷居の高いゲームであるネクロムンダですが、今回は単独で遊べる!&これまでにない遊び方が楽しめる!ということではじめての方にもお馴染みの方にも非常に魅力的なセットになっています。
私自身はネクロムンダは経験はありますが、お久しぶりの方かな?何回かやったり離れたりの付き合い方ですが、久しぶりにちょっと手を付けてみようというものになります。とはいえルールもうろ覚えで翻訳も改めてしないといけないのですが。
そんなわけで内容物についてここから触れていきますね。
内容物:外箱と開封まで
まずは外箱!見ただけで惹きつけられるアートワーク!こういう怪物との暗闇の戦いというシチュエーションはワクワクしますね(しかもパワードスーツで!)
裏面には中身の詳細が映っており、また各アイテムも全部記載されてます。結構な物量ですよね。ちなみにこの中身ですが、いうてどれがどれかわからない、という方もいるだろうという配慮なのか、ルールブック内にも画像付きでどれがどれか、と詳細が書かれています。親切!
開けるとどーん、テンプレートが目につきますがミニチュアもびっしり。
ただこれは他のスターターとかに比べればそこまで大きいサイズのものはないですね。一個一個のランナーセットですが、単体でも発売されているものが殆どでミニサイズの箱に収まるものになっています。
ただ先に気になったポイントとしては、ちょうどこのランナー類の下。仕切りの紙がありまして、これは表面は表紙と同じイラストなのですが、裏面が……。
これまでの販売商品についての紹介ですね。商品数が多いんではじめての方にも分かりやすい!網羅されているというわけではないのですが、販売中の大体の各ギャングの紹介と販売されている本がズラリ。こうみるとホント多いよなネクロムンダ……。いや通はみると抜けが気になるかも知れませんが、こういう概要がつかめる情報はありがたいですね。
仕切りの下はこんな具合に。ベースがめちゃ大量にあるのと封筒の方に各書籍や紙が入っています。左下のデッキケースに入っているのはカード類ですね。こちらはファイターカードなどが入っていますが……詳細は後述。
あとは箱の下でガチャガチャ言っていたんで確認したところ、ちょっと残念なものが。
こちら透明棒はマルストレイン・ジーンスティーラーのノミみたいな奴に使う棒ですね。ミニチュアを固定する用の。特に包装されずに入ってましたが案の定、真ん中のがちょっと折れてました。良くないですねえ。取り替えてもらうまではいきませんが……ここらへんはひどい方は声を上げていくべきかもしれません。
ということで、これで大枠はつかめたかな。ざっとご説明したところで、ここから個別に説明していきますね。
内容物:テンプレート・ミニチュア・テレイン
ここからは上半分に入っていたプラ製品から確認していきます。
テンプレート!ウォーハンマーFBとかオールドワールドを遊ぶ人にはお馴染みのアイテムですね。ゲーム中の爆発の範囲や火炎放射器のあたる範囲などを測定する、専用のルーラーとも言えるアイテムになります。1セットはあると便利です。
続いては2つ入っている陣営を順番に紹介していきますね。
まずはOrrus Spyre Huntersから。
パワードスーツの新顔ギャングですね。パーツを見ても分かる通り異常に細かい&数の多いパーツで作られていてビビります。いやあ作るの&塗るのが大変そうです。ただ逆に丁寧に仕上げれば絶対格好良いミニチュアになるだろうなと思います。
この前ミニチュア1体でのコンペに参加しましたが、こんなふうにパーツ数が多くて細かく塗れるという意味ではネクロムンダを出していくのはありかも知れない、とちょっと思いました。
続いてはVan Saar Tek-huntersですね。
こちらはすでに発売済の商品でおなじみの方も多いかな。ランナー2枚にぎっちりみっちり、武装の種類が多いネクロムンダらしく多様な装備が見られます。蜘蛛のような複眼型ゴーグルもいいですね。
探索者側のミニチュアはそれぞれ完全武装という体で、ちょっと従来のギャングのイメージとは異なる印象を受ける方もいるかもしれません。が、それを迎え撃つ怪物たちを思えばこれだけの装備で足りるかな……😎
ということで、彼らを迎え撃つMalstrain Genestealer Abomination Gangになります。
これも3体プラスαの同じランナーが2つ。組み立てた所余るパーツがないという中々手の込んだ仕様になっています。いやコイツラはギャングと違って武器のカスタマイズとかないようなので良いんですけどね……。造形としては手足の異様な長さなどで異形感がこれでもかと演出されている良いキットです。
透明棒にのせる変なノミもいます。あと良く見ると頭部パーツがいくつか入っているんですが……。
これはネタばらしすると、下記のランナーと組み合わせてBrood Scumを作るためのパーツになります。
はいこちらも全く同じランナー2枚ですが、これも4体1セットの既存のギャングミニチュアを2セット分の8体作れるようぶち込んである形ですね。これに先程のジーンスティーラー的な頭部を付けて、Brood Scumに変身というものになります。お手軽!
逆を言えば頭を他のミニチュアにつければそれだけでBrood Scumを作れるということ。お手軽なんだか金がかかるんだか。
ということでミニチュア周りはこんなところですね。これにしか入ってない、といったミニチュアなどはないですが色々想像が膨らむパーツがたくさんあります。
個人的にはMalstrain Genestealerがやっぱり格好いいなとそそられます。皆さんの琴線に触れたミニチュアランナーパーツはありましたか?
おっとまだ残ってますね。
そして最後にテレイン。ゲーム中で使用するドアやシャッター類です。過去のスターターにもあったおなじみのやつ。マップと合わせて使いますので必須品ですね。作りは極めてシンプルなので、塗装で英語のFワードとか書いて、ギャングっぽさを出していきましょう!
ということで外箱からプラパーツ類の紹介でした。残りの各内容物についても紹介しますが、長くなったので一旦切ります。いやホント多いからね……。続く!
※本記事の画像データ参照先(WarhammerCommunity+本人撮影)
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