プレ大会レポート① 大会運営編

  ⑤大会情報

最終更新日:2023/08/11  編集:レコン・ギス田

どうもレコン・ギス田です。

ということで無事先日8月6日、プレ大会ことナールウッド最強決定戦(プレ大会)を実施いたしました。なんやかんやありつつも大盛況大好評のうちに終わったイベントとなりました!

今後数回に渡ってこのプレ大会で出来事やゲーム記録、また戦術などを紹介していきたいと思います。

今回は運営面から見た準備やタイムスケジュール、流れについてのお話です。今後ゲーム会やイベントの実施を考える方の参考として、段取りや使用したツールを説明しますね。前回の記事である『大会情報③④』からの続きとなります。

大会直前について

まず大会当日に行なったのは、ロスター情報の共有です。事前にエクセルでまとめた全員分のロスターをPDFとして全員へのDMグループにアップしました(全員への連絡ツールにはTwitterのグループを使っていました)。

ここで先に全員の編成やミニチュア情報を仕入れていただくか、どんな流れが想定できるかをイメージしていただくようにしました。

ただどちらかというとこれは各自で事前に対戦相手の情報を仕入れていただくことで、ゲーム中に相手の情報確認を行う時間を減らす意図がありました。少なくともエースクラスの敵の能力は頭に入れてから来るでしょうし、初見殺しのような展開は避けられるのではと期待していました。

※ただ当日というタイミングになったのは私の都合も大きく、もう少し早くしても良かったかなと反省しています。

その後荷物を確認の上つめこみ、会場へ向かいます。忘れ物だけはあってはいけませんからね。

会場到着後について

会場である巣鴨のジャイアントホビーについたのは開店時間5分前。この時点で既に参加者の半数がお店前にいました。流石できるプレイヤー達……。皆予定通りの時間で集まってきたので、運営としてはほっと一安心でした。ここで改めて予定を下記にアップしておきますね。

いや改めて見るとホント忙しいですね……。ということで開店入店。用意された卓に案内され、テレイン等荷物を降ろしますと、まずは受付開始。

参加者にお渡ししたのは、3グループ編成を分けるロスター表と、スコア表。

ロスターについては既に頂いていた編成ですが、どう分けるかという点はこの際に決定いただきました。記入した内容で提出いただいた内容と齟齬がないかチェックしながら記録。対戦中に交換するかと思いお戻ししました。

そしてスコア表は対戦成績を記入していただく紙、という味気ない代物だったのですが……皆受け取った途端首をかしげます。「コメントって?」

これは実は私が直前に思いついた仕掛けです。今回賞品も何もない大会ということで、せめて思い出になるようなもんを持って帰ってもらえないだろうか……というちょっとした粋なはからいで、対戦した相手から一言をいただけるスペースを設けることにしました。こういうのが手元にあると見返すことで思い出すことがありますしね。

最後に見せていただくと、相手のプレイをたたえていたり、負け惜しみを言っていたり、冗談を飛ばしていたりと中々盛り上がるツールになってくれました。(※これも公開できるか検討中)

コレは良い文化だと我ながら思うので、上記のように参考までアップしておきますね。

さてさてそんな具合に受付を進めながら、テレインを配置。

なお今回テレインの準備を私含め3名で持ち寄る形になりました。参加者にお願いするのはどうか、とは思いつつ今回はナールウッドオンリーという今しかできないゲームをしたい、という思いからお願いすることになりました。用意してくれた二人には感謝しております。

テレインは『ハートオブガウル』『サンダードフェイト』の2種類です。全4卓で2種類2つずつのナールウッド最強が競われます。ボードも含め忘れ物がない状態で、開店と同時にすぐにセッテイングを開始します。

なおこの際には手作りのバトルプランジェネレーターを用意して、そこからD6で配置を決めていただく形にしました。対決セットに入っている専用カードを6枚選んで1ページにまとめた形ですね。

※『サンダードフェイト』のテレイン配置は『ハートオブガウル』を組み合わせたタイプのものです。

しかしテレインのセッティング中に思わぬ問題が発覚します!

思わぬトラブル!!

※以降は対象者への誹謗中傷を避けるために仮称を使います。

テレインを準備していたR・Gさんが用意してきた『サンダードフェイト』のテレインの内の一部、木の接着が取れてしまっていたのです!慌ててその場で接着しますが、しかしナールウッドはめちゃ面倒くさい構造をしており、一つずつ固めていかないと完成しません。該当テレインのみ使わない方法も検討しましたが、、残念ながら上記のパトルプランジェネレーターではいずれもそれが使われており、1戦目は『サンダードフェイト』を使わずに『ハートオブガウル』のみを使った配置でのゲームを行うことになりました。R・Gさんも泣きながら謝っていましたが、やはりナールウッドは輸送方法が本当に大変ですので仕方ない!!急遽ハートオブガウルで対戦することになったのうさんまーさんごめんなさい!

そんなあたふたをする一方、事前に用意していたアミダに全員に線を入れてもらいつつ名前を書いて頂き、4卓に分かれての準備完了……。お互いに挨拶をしていただいて、バトルプランもd3でロールしてようやく準備完了!今見直してもやることが多い…。 

とはいえ皆さんの協力もあり、さあやるぞ!と言う前に参加者から挨拶を求められます。主催者挨拶!そういうのもあるのか……。

何を言ったか覚えていませんが「皆さんウォーハンマーシップに則り、正々堂々としたゲームを楽しんでください!」と言ったのはなんとなく覚えています。なんやウォーハンマーシップって。

大会開始~終了まで

その後は各テーブルでゲームが進んでいきます。1ゲームにつき90分と設定しており、準備受付を30分と設定していましたが実際は40分ほどかかりました。およそ予定の12分遅れでしたので、そのまま10分ずらした形で終了時間を全員に大声で告知しつつゲームを進めていただきます。

私の方は皆がゲームを順調に進めているのを確認して、テレインの補修工事を進めます。勿論各卓の様子を伺います。ゲーム事態は皆スムーズで、おおよそ1時間頃で徐々に勝敗がついていきます。ただ組み合わせによっては10名以上の編成同士の対戦などはやはり時間を要する卓もありました。接戦ということもあったのでしょうが。そこから時間いっぱい使って最初の全対戦が終わり、皆に一息入れてもらいます。

2戦目は勝った人負けた人に別れてで次のゲームに…と思ってましたが引き分けが二組合ったのでダイスロールを交えることに。そこから移動していただきテレインの配置をしていただき(サンダードフェイトは無事補修完了しました)、2戦目に。

皆温まってきたのか、2戦目は全卓が10分以上の時間を残して終えることができました。余裕があったので少し長めに休憩を、と思いましたが、話しているとまだ皆余裕もあったので、確認を取って5分早めて続く3戦目に。

ちなみに今更ですが、今回使用したテーブルは一つに付き2卓立てられる大きさでした。そのため対戦はこれまでの2戦は同テーブル内で行ってきましたので、最後はまだ当たっていない卓で決定しました。

これも展開は早く、一時間しないうちに終わる卓が出てきました。予定より早い時間で全員終了し、ここで全員のスコアを確認。この時点で2位以降が複数人同点でした。そして上位から対戦相手を決めていく、とすると先程対戦した相手とまた対戦する可能性があります。

ここで少し皆に少し確認したところ、今回はせっかくなので色々な方とゲームをしたい!という意見が多く、得点上位から対戦相手を見つけるのはそのままで、同率の点数の方がいる場合はこれまで対戦してこなかった相手とゲームができる組み合わせになるように割り振りました。そして最終ゲームもしっかり時間通り、1時間半で終わり、無事最終結果発表!表彰、という程大げさなではなかったのですが、上位3名の健闘をたたえつつ、無事大会を終えることができました。

まーと醤油さんおめでとうございます!勝ちに来てるという思いが伝わってくる編成でした!

まとめ

ということで最終的には19時頃、予定より少し早い時間で全プログラムを終える事ができました。いやあ改めて思い返しても濃い1日でした。。

振り返ってみると、最初はやはり慌ただしかったのですが、全体的には非常にスムーズに進められたと思います。ただこれは参加者皆の協力があったからこそで、改善点は大分あると実感しました。

また参加者間の雰囲気も非常に良く、初めましての方もいましたが全体的にお互い和やかに楽しく皆でゲームをできたと思います。これ実は重要だと思いますが、、シンプルな分ルールの解釈とかで揉める余地が少ないんで、そのあたりのストレスもウォークライは少ないんですよね。あとは皆ゲーム経験も豊富なので、そこもバッチリでした。

卓の準備等は、勝手知ったる参加者たちにその場で指示やお願いをしながらうまく動いて頂いてくれたからこそ進められた形だと思います。ゲームの手順やセッティングの順番などはもっと紙や形にして全員に見えるようにしないと、と反省もあります。

あとの反省は、そう……じつは記入するものが多く、筆記具についても用意しておりました。忘れている人はこれをどうぞ、と渡すために鉛筆をわざわざ100均で購入していたのですが、当日受付後に封を開けてみると

グワーッ!!!鉛筆が……け、削れていない!!

※買った人間に削る必要があると思わせない見事なパッケージ商品(消費者庁にクレームし)

という驚きの展開に私一人が目を疑いました。皆もびっくりしていました(筆記具はみんな持ってきてました。さすが!)

などとまあ振り返り真面目に考えると少し沈むこともありましたが、ただやはり終わった後の皆の雰囲気や笑顔を見ていると、やってよかったな、と思える大会だったと思います。皆で作り上げていった、いい時間を用意できたのでは、と思います。参加者のみなさんもありがとうございました!

ということで大会の顛末でした!次回は詳細な大会での対戦内容について!そっちが大事ですね。

またお会いしましょう!

(写真提供:ystker@ystkerさん)

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