ウォーハンマーニュース雑記 AOSの歴史の中のウォークライについて

どうも、レコン・ギス田です。今回も懐かしみコラム。ウォークライの始まり、第1版についてです。お盆の時期なんで、ちょっとセンチな記事もええですよね。

先日よりウォーコムの記事で、AOS(エイジ・オヴ・シグマー)の歴史が改めて振り返られています。

★記事はこちらになります。

シグマーが世界を再建しようと奮闘し、ストームキャストが活躍し混沌から領域の奪還を始める、という主軸の物語はAOSの根幹を形作ってきましたが、今回の振り返りでは2版時代の出来事にも焦点が当てられています。
そしてその中で、ひときわ異彩を放つ存在として登場したのが、我らがウォークライです。

AOS2版に現れた流星の如きゲーム

ウォークライは、AOS本編とは違う空気をまとったスピンオフゲームでした。舞台は混沌の領域に存在する「エイトポイント」。以前オールポイントと呼ばれていた領域の境目にあるこの地は、かつては秩序と平和の地でしたが、今や混沌の神々の力が渦巻く魔境。

シグマーが神々の戦いから撤退し、その加護を失ったこの地の人々は、生き延びるために混沌の神々へと帰依せざるを得なくなりました。その結果生まれたのが、ろくな衣服も持たない、信仰と生存本能と独自文化で武装した蛮族たちです。

そして、この蛮族たちが同族同士で血を流し、武名と神への忠誠を競う戦いこそがウォークライの物語でした。

AOS本編では「軍勢対軍勢」という構図が主流でしたが、ウォークライでは勢力の枠を外れ、同じ神を信じる者同士すら殺し合うという、極めてダークで救いのない設定が採用されました。

当時のAOS勢力の中でも特に独自色が強く、既存のどの派閥にも属さないキャラクターデザインと文化圏を持ち、しかも単独で完結したゲーム性を備えていたのです。

“小さく濃い”ウォーハンマー体験

ウォークライのもう一つの魅力は、その手軽さでした。AOSや40Kのように大軍を塗って遊ぶのではなく、必要なミニチュアは10体前後。

それでも背景設定とキャンペーンルールによって、戦いはしっかりと物語を帯びます。少数精鋭である分、1体ごとの造形や塗装にもこだわりやすく、戦場に立ったときの存在感も際立ちました。また独自のテレインも展開し、おかげで立体的な戦場の演出もたまらんかったです。

個人的に特に印象的だったのは、独自のキャンペーン設定です。

ウォークライでは、誰とでも気軽に遊べるだけでなく、プレイヤー同士がまったく違う目標を持って進行できる、ソロキャンペーン、という遊びがありました。

街を荒らすことに喜びを見いだす者、神に捧げる戦利品を集める者、単に名を上げたいだけの戦士——その動機は多種多様。それらの背景を持った戦団を自ら設定し、それらの戦いの物語を紡いでいく。そんな遊び方も出来たんですね。 もちろん、新しいゲームにありがちな問題点として、バランスの面ではクセも多かったです。

中には「どうやっても条件を満たせないのでは?」と思うほど難易度の高い勝利条件やクエストも存在しましたし、ルールがやや粗削りな部分も散見されました(ホワイトドワーフでの連載記事ではスタッフ達がソロキャンペーンに挑む記事も連載されていましたが、まさかのコンバージェンス—キャンペーン内でクリア必須の特殊クエスト—-で全員失敗していることなんかあって笑いました😂。笑えねえ)。

しかし、その尖りこそがウォークライらしさでもありました。
特にソロキャンペーンでは、プレイヤーを容赦なく追い詰める設定や、他のシステムでは味わえない没入感があり、「理不尽だけどまた遊びたくなる」独特の中毒性があったのです。

今は静かながらも…

AOS3版の途中からリニューアルし、現在は2版へと移行したウォークライ。残念ながら、現在のウォークライは新展開がやや停滞しています。新しい商品ラインナップなども出ておらず、更新も滞りがちに。
それでも、エイトポイントの荒廃した街並みや、血に飢えた蛮族たちの物語は完全に幕を閉じてはいません。このシステムが再びスポットライトを浴びる日を、私は信じていますし、その時に備えて今も遊び続けています。

なにせ、まだ試していない遊び方が山ほど残っているのです。未経験のキャンペーン、使ったことのない陣営、試してみたい特殊なシナリオやルールマッチ、改造ルール——そうした遊び方は尽きることがありません。

もし復活の戦叫びが聞こえた時に備えて、それらを全部ぶつけられる準備を整えておくことこそ、現役プレイヤーがいまやるべきことだと思います。
あの血煙立ちこめる戦場、ブラッドウィンドスポイルを懐かしみながら、今できるゲームを重ねていければと思います。

まとめ

ということでなんだかしんみりした記事になりました。色々と私自身のミニチュアゲーマーとしてのルーツでもあるので何度でも語りたくなる話なので、ついつい出てしまうところもあるのですが、いや自身が何に惹かれて、それから何を楽しんでいたのか、というのはたまに立ち返るのは大事なことだと思っています。

以前とはちょっと付き合い方も距離感も変わりましたが、そういう変化も受け入れながら、良い付き合いができればなと思います。新たなウォークライが現れる、その時まで静かに……

ではまた。

(写真:WarhammerCommunity+過去の自身撮影写真)

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