ヒャッハー、汚物は消毒だあ!今年の夏は、太陽がそう言っているのかもしれませんね。レコン・ギス田です(社会派なコメント……
今回はコラム。ネクロムンダというゲームについて、こんな遊び方をしようとしています、という紹介になります。

ネクロムンダの魅力とその悩み
最近、再びネクロムンダを遊ぶ機会が増えてきました。
次々に出される魅力的なミニチュアをつい買ってしまい、遊ぶしかねえなとなる。何度遊ぶのを引退しても、帰ってきてしまう。
この世界観は実に濃厚で魅力的です。
ウォーハンマー40,000と世界観を同一に持ちながらも、そのなかでも人類がもう行くところまで行った感がある場所、それが工業惑星ネクロムンダです。
ハイヴ・シティの地下でうごめくアンダーハイヴ。毒煙と崩れた配管の中、法も秩序もなく、金と暴力がすべてを支配する。それぞれのギャングが持つ信条、武器、戦術……どれも独自性があって、ビジュアルから設定まで目を引くものだらけです。
が!ゲームとして遊ぶにはけっこう骨が折れるのが事実です。
ルールは多岐に渡り、ルール同士がぶつかって判断に悩むとドでかく分厚い本から必死に数行の記述を探す必要がでてきます。
またキャンペーン形式で遊ぶとなれば、成長要素モリモリで十人十色のギャングを作り出すことができます。が、その管理も予定も大変です。それなりのスケジュール、継続的な準備、各プレイヤーの成長管理など、やることは山積みです。もちろんそれが“味”ではあるんですけど、他のゲームと並行してやるにはちょっとヘビーです。
スカーミッシュでありながら最強クラスの難易度を誇るミニチュアゲーム。それがネクロムンダです。
同じように感じている方はいるんじゃないかと思います。たまに遊んでは辛くなったりキリの良い所で止めてきて、という流れが私としても続いていたんですが、それに対して、最近ようやくいい具合の付き合い方・遊び方を見つけられた気がしています。
それを独立型キャンペーンと名付けていうスタイルで遊ぼうとしています。
独立型キャンペーンとは?
これはいわば一話完結のネクロムンダ短編劇場。
あらかじめこちらでシナリオの背景から舞台、特殊ルール、勝利条件を設計し、遊ぶ日に合わせて多人数プレイヤーで遊ぼうというものです。
その際、プレイヤーには指定されたコスト制限に則り、一定の強化や成長ルール内容に沿ったギャングを用意してもらい、当日セッションに参加してもらう。という形をお願いします。
要はキャンペーンの途中であるかのような状態の、成長していて武器なども整っている、という形で単発ゲームをしていこうというものです。
オープンバトルでやるには少し複雑で、キャンペーンとしてやるには短い。その場限りの一戦を行うわけですが、そこには明確な目的と物語があり、即興的ながらも濃密な戦闘体験が生まれます。
要は本来であればキャンペーンで行うような強化や成長を入れた物語の途中、物語のなかの劇的な一場面を遊ぶというのがこの遊び方になります。
Trophy Hunters

実際前回5人のプレイヤーに声をかけて遊びました。
現在のネクロムンダの主舞台であるハイブ・セカンダス。そこを舞台にマルストレイン・ジーンスティーラーが抜港する環境で怪物たちを掃討する。
皆で協力する簡単な怪物退治。それだけのミッションでしたが、設定や背景のシナリオ、各チームの設定などが加わったおかげで状況に深みがでてより没入感が増したと思います。(参加する皆さんにも自身のギャングの設定を考えてもらいました!)
勿論ネクロムンダらしく、相変わらずの無茶苦茶な出目の荒ぶりとかがあったりお互い足を引っ張ったり敵が何もしてないのに勝手に味方が負傷したりする、という各自の無茶苦茶なプレイあったので、なおのこと劇的な場面、楽しい時間を遊べたと思います。
設定やバトルプランを考えた私にも予想のつかない展開のゲームで、まさに新たなドラマが産まれたと同時に、このゲームに続く物語を遊んでいきたい。そう思わされました。
※後日紹介記事追加予定
物語としてのネクロムンダ
自分がネクロムンダを無性にやりたくなる瞬間はいつか。それを考えると、アクション映画やゲームのシチュエーションを考えたときなんですね。そしてそれが、ネクロムンダのシステムでならやれる、と思った時です。
マッドマックス怒りのデスロード後にでたアッシュウェイストですとか、ムンダ警察の拠点がギャングに襲われる要塞警察そのまんまのものですとか、どう考えても作り手も同じように考えているんじゃないかと思います。ダークでバイオレンスで、しかし劇的な物語を描くのに、このシステムはうってつけです。
そんなわけで、現在私としてはこの独立型のセッションを、今後も定期的に開催しようと思っています。
面子や参加者は固定しすぎず、やりたいシチュエーション、やってみたい遊び方、その時々の流行り廃り。そういうものを踏まえつつ、物語の続きをゲームの中で描いていきたいと思います。
キャンペーンのような継続性はありませんが、むしろ毎回ちがう設定、ちがう勝利条件で、“一夜限りの戦争劇場”を全力で楽しむ。
それが、今の自分にとって一番しっくりするネクロムンダの楽しみ方です。
この形式でのゲーム記録や背景設定案などは、今後もこのハンマーハンマーで紹介していくつもりです。(設定に関しては従来の設定と二次創作とどう分けるかでちょっと悩んでいますが)
物語を読むように、あるいは自分でも遊んでみたいと思ったときのヒントにしてもらえたら嬉しいです。そんでもってもし都内で声をかけさせていただくことがあれば、是非一緒に地獄のような1シーンの参加者として遊んでいただければ幸いです。
補足
ということで今回は遊び方についてでした。ストーリーラインはこちらで考えつつ、実際のゲームの結果や展開を踏まえて遊び方、その後の展開を変えていく。そんな自分たちだけのネクロムンダの歴史を紡いでいければと思います。
今後のネクロムンダの記事については、ネクロムンダについての概要記事、ネクロムンダ・セカンダスの設定、ファンメイドの設定と年表、そして独立型キャンペーンのゲームレポート、その他思いつきのコラムや設定・ルール解説、という具合の記事を出していきたいと思います。
ネクロムンダらしいハチャメチャでツギハギラだらけの、でもちょっと楽しそうな記事にしていきたいと思っています。まあなんか馬鹿なことをやってるな、と生あたたかい目で見ていただけると幸いです。
ではまた。
(写真:撮影 レコン・ギス田、イモタロー)
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