
ヒャッハー、サソリは動物だあ!レコン・ギス田です(勉強になったね……
今回は今更ながらのネクロムンダというゲームについての紹介記事です。
本サイトではネクロムンダを布教するにあたって、説明が大変すぎるのでルールについて初心者向けサポートを行う予定はないのですが、興味を持ってくださった方への導線だけご紹介させていただきます。

目次
ネクロムンダとは
40kやAOSといった軍勢VS軍勢の大規模バトルとは異なり、「数人規模のギャング同士が瓦礫の迷宮でドンパチをやる」のがネクロムンダ。ウォーハンマー40kの世界観を同じくしながら、極限までディストピアな世界観で、スカーミッシュ形式のゲームを展開します。
その世界観とは、見た目や武器、設定などを見てわかる通りに世紀末。まさに“ヒャッハー”が許される世界。日常で叫ぶと通報される言葉も、ここでは日常語です。
ここでは、その独自の魅力を「世界観」「ミニチュア」「ルール」の3方向から紹介します。
世界観:40kの中でも最も“地獄”な場所

ネクロムンダの舞台は、帝国の工業惑星「ネクロムンダ」。
その中でも特に過酷な場所――ハイヴ・シティの地下=アンダーハイヴが主な戦場です。
この場所の特徴、ロケーションには以下のような特徴があります。
- 放棄された工場、崩壊した居住区、毒ガスが立ちこめる廃墟
- 帝国の支配も届かず、あらゆるルールが無意味な無法地帯
- ギャング同士がわずかな資源と権力をかけて争いを続ける
と言う具合に、40kの中でも特に極端で救いのないディストピア描写が徹底されているのが、このネクロムンダです。
異星人から同族から宇宙をかけて争い続ける40k本編に比べて、惑星1つを舞台にした物語。ミニマムな世界観ではありますが、それ故に精緻に各設定や小物が作り込まれてます。
ギャングもヒャッハー!という感じだけでなく、ヒャッハッハ…、ヒャハハハ!という具合に様々なカラーを持つ軍団が揃っており、思わず自分もギャングになりたくなります。

そんなガラの悪い世界での抗争がメインにはなりますが、近未来SFでもあるのでロボットが出てきたり怪物も出てきたり、荒野を走ったりと様々な拡張要素も出ていて、実はかなり懐の広い世界観になってます。

マフィアモノのゲームやってたら宇宙人と戦うとか、そんなゲーム……海外でのオープンワールドては結構ありますが(あれとかあれとか)、中々他にはない自由度の高さになってます。
ただその根底にあるのはダークで暴力的な、人間の負の側面。人間の命は軽く、暴力と裏切りが当たり前”という空気感が漂っており、暗黒世界の中で必死に生き延びる者たちの群像劇でもあるのが魅力です。
ミニチュア:ギャングごとの文化と自由な改造文化

上述の通りネクロムンダには、多数のギャング派閥が存在し、それぞれに強烈な美術・文化設定があります。
モヒカン姿のあれな格好をした筋肉ムキムキのマッチョマンはいかにもですし、義眼を嵌めた暗殺者集団だとか毒使いの女性軍団、または砂漠に救うズタ布とマスクで覆った遊牧民など。
モデルもユニークで、同じ人型でありながら全く異なるシルエットや装飾が楽しめます。
さらに、パーツが豊富かつ組み換えやすいため、キットバッシュ(改造)文化も非常に盛んです。ネクロムンダ異界のゲームから引っ張ることもあり、一部の愛好家はAOSや40Kのキットをビッツセットとよんでます。皆もそうはなるなよ……
ただこういった文化が盛んなのにはもう一つ理由として、本編にデータしかないミニチュアが多数あることも起因しています。強そうな設定、魅力的な能力のあるキャラが居る……でもミニチュア自体売ってない……せや!の精神ですね。
このあたりはミニチュアがないことを嘆く方もおられるとは思いますが、逆にメインゲームで使えなくなったり余ったり要らなくなったパーツをムンダで活用できるんで、個人的にはそういう楽しみが魅力ではないかと思います。
手足を複数生えさせたり、頭以外は機械に改造してもいいですし、いわゆるミニチュアのSDGsやね!
ルール:1体1体をキャラクターのように管理するスカーミッシュ

ネクロムンダは「数人のギャング」を動かして戦うスカーミッシュ形式のゲーム……というお話はしましたがが、特徴はその“細かさ”と“濃さ”にあります。
- 能力値は攻撃・防御だけに限らず。意志力、リーダーシップ、知力など多数あり
- 1体ずつ経験値で成長。各自がスキル獲得・重傷・失明なども発生
- 装備品の管理や命中部位・火傷・落下事故まで全部処理!
つまり、これはミニチュアでやるTRPGに近い体験ですね。一個一個の処理や判断で各データを参照しつつダイスを振り、その成否を決める。火炎放射をくらって火がつき、パニック状態で走り出し、崖から落ちてそのまま死亡――そんな理不尽でドラマチックな展開が連発します。
とにかくできることややれることが膨大で、なおかつ予測不可能なことにしょっちゅうなる。それが魅力ですね。
逆にたそしてそれを「しょうがねえな」と笑いながら遊べる人向けです。
※勿論何が起こるかどうなるか、という理解を自分でしないといけないのでそこが大変ですが。
※また現在日本語版の書籍・データがないため英語等の外国語で読む必要があります。根性!
ネクロムンダの魅力:こんな人におすすめ?
ネクロムンダは、正直とっつきやすいゲームとは言えません。ルールは多く、管理も細かい。理不尽なことだらけで、思ったようなゲームは中々できません。私も何度も引退しては再開しています。ですが、だからこそハマる人は深くハマります。
- 「キャラクターを成長させたい」「背景や物語を妄想したい」
- 「小規模で濃いバトルがしたい」「カスタマイズで個性を出したい」
- 「TRPGが好きだった」「映画的な戦闘シーンを再現したい」
そんな人はやってみても良いのかもしれません。あとはトライアンドエラーを楽しめる人と、それができる環境にいられる人。そして一体一体のミニチュアに愛着を持って遊べる方。
何にせよ、このネクロムンダというどうしようもない世界観や設定、ミニチュアの格好良さにやられ、そしてゲーム性に魅力を感じ、ヒャッハーしたい方は、是非一度試行錯誤してほしいですね。
ネクロムンダは何回引退してもいつの間にか帰ってきてしまう……なかなかたちの悪い、沼ですよ。
どうやって始めればいい?
現状ネクロムンダでは販売中のスターターセットっぽいのが2つあります。

まずこちらがネクロムンダ民にはおなじみのスターターセット。ギャング2陣営にテンプレっとにマーカーにトークンにあとはテレイン、そして専用マップと一通りついています。ルールについても一通り書かれており、これだけで通常のギャング戦の準備は一通りできます。
トークンやカードにテンプレート、あとはネクロムンダ専用のダイスもあるんで、ここから始めるのが一番無難かもしれません。

もう一つ、現在発売されている大型セットハイブ・セカンドゥスは初心者向け……ともいいづらい独自のセットで、2人用の特殊キャンペーンモードと言えるゲームが楽しめます。拡張セットと発売時には銘打たれていたかな?
※中身についてはこちらからどうぞ(別ページにリンクしています)
個人的にはこれで遊びたかったんで私はこれを買いましたが、初心者の方に向けて進めるにはちょっと躊躇もあります。というのも、2陣営入っているうちの片方、マルストレイン・ジーンスティーラーは専用のキャンペーンルールが無いと遊べない、というちょっとややこしい建付けのギャング(異星人)なので、ここから入るとその後の遊び方がちょっと難しいかもしれません。
とはいえ遊んで見た感想としてはやはり楽しいっちゃ楽しいセットなので、友達と二人でここから入るというのも手だと思います。大体根性がすべてを解決する!

あるいはバカでかいルールブック。これと陣営のセットとかを買ってもいいと思います。説明が長くなるので端折って言うと、各ギャング陣営で大体は専用の本がでてるので、それとセンターピースになるその陣営の基本ギャングセットがあればとりあえず遊べる体裁は整えられます。


説明は私にはもう難しすぎて混乱を招くので、何となくそういう方法もあると思ってください。そういうもんなんです。
あとはやはり一番オススメなのは、実際に遊ばれている方に教えを乞うこと。ウォーハンマーストアのマネージャーでも詳しい人は多くないのですが、プレイヤー自体は全国に一定数いるかと思います。そういった方に教えを乞うたり、遊ばせてもらえないかを相談するのも良いかもしれません。
初心者向け会をやる方もいるみたいなので、そちらに混ぜてもらえうのもいいですね。
いずれにせよ英語で全データ&情報量が膨大ということで、もし身近にネクロムンダを遊んでいる方がいれば、ぜひ一度、体験させてもらってください。
まとめ
というわけでネクロムンダについて改めて語らせてもらいました。何度も言いますが、正直初心者の方にはおすすめはしませんが、しかし人にあれこれ言われてやるもんでもないと思うので、まあ脅かしついでにまとめさせていただきました。
始め方とか遊び方とかルール周りは他にもブログ等があると思うので調べてもいいと思います。ルール周り等細かいところが更新されており情報がどこまで正しい等なんとも言えないで、ちょっと紹介自体は遠慮させていただきます。
当サイト、ハンマーハンマーでは、ネクロムンダの設定を紹介しつつ、独立型キャンペーンの設定やシナリオ、またバトルレポートなどを公開していく予定です。そっちは自分の趣味でやるつもりですが、しかし興味がある方は何となくの読み物として楽しんでいただけたら幸いです。
※独立型キャンペーンの概要についてはこちらになります(別ページにリンクがあります)
見てるだけでも楽しい。遊べたらもっと面白い。それがネクロムンダです。
みんなでヒャッハーして汚物を消毒しましょう!
ではまた。
(画像:Warhammer Community)
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