
急に更新が来たので……。どうもレコン・ギス田です。
昨日8/26日、相変わらずプレビューにもイベントにも情報のないのでお馴染みのウォークライですが、更新が急に来ました!合わせてウォーコムでも概要が紹介されています。
★データのダウンロードはこちらになります。(※大容量DLに付き注意)
昨年にもありましたがその時の更新で大喜びの記事は下記の通り。この時は飲み会後で水をがぶ飲みしつつ更新していましたが、まさか11ヶ月も何もねえとは思わないじゃんよ。
何はとまれ更新はありがたい。空腹は最高の調味料……!!ということで狂喜乱舞しつつ新データを見ていきたいと思います。
まずそもそも。先日からAOS新勢力のハシェット・オブ・ヘルスミスの発表時に、ウォークライにもデータが追加される旨が告知されていました。当初は「新しいファイターが何体か加わる程度だろう」と多くの人が予想していたかと思います。
ところがが蓋を開けてみれば、予想以上に大きな変更がやってきました。今回の更新は二段階構成の第一弾とされており、内容は①現行の基本ルールの更新、②既存のウォークライ専用ウォーバンドの強化、③AOS兵種のファイターデータ追加に④アンダーワールドのファイターデータの追加、そして⑤既存ファイターのポイントの修正ですね。
今回はそのあたりを順番にチェックしていきましょう。結構な量ですからね。ビビりますね。
目次
① 基本ルールの更新
まずはゲームの根幹部分、コアルールの改訂です。今回の更新では、リアクションの一つに手が加わりました。汎用のリアクション、反撃ですね。

誰でも使える基本リアクションの一つでしたが、かなり使い勝手がいい反面ときと場合によっては強すぎる能力でもありました。攻め手の出目が悪すぎると攻撃手の方が傷を追う可能性もあり、2版ウォークライでは耐久力がかなり重要だとベテランも見られていたかと思います。
新ルールでは、攻撃者の命中ロールに1が出れば即座に2ダメージを与え、さらにその攻撃で2回以上のミスが出た場合には追加で1ダメージを与える、という形に変わりました。ミスの回数×ダメージではなく、該当の条件を満たせば2点か1点。即ち反撃で与えられるダメージは最大でも3点までになったということですね。
これはかなり大きな改訂で、攻撃回数が多いけど攻撃力が低いファイターなどは迂闊に相手に攻撃したらそのままフルで返されて返り討ち、なんてこともザラにありましたがこれで傷3以上あればやられることはないんではないかな。
つまりウォークライはやはり殴ってナンボですよ、という作り手の意図が分かりますね。耐久力あるに目標に居座られて苦労することもありましたが、ちょっと楽になるかな。このあたりはリアクションを使えないように行動を使い切らせるなど色々駆け引きもありましたが、そのへんテンポが変わりそうですね。
何れにしても良いバランス調整ではないかと思います。ウォークライは気軽に殴るのを楽しめるという、旧き良きウォークライの精神が蘇ってきました。
とはいえ陣営固有としてはダメージのクリティカルをヒットにしたり、ダメージ量を軽減(最低1)にしたりといったリアクションを持つ陣営はまだまだいますので、耐久メインの編成はもちろん使えます。あとは逆にダメージをくらったときの出目分だけダメージを返す、というのもいますね(エイトポイント蛮族はよくできてます)
汎用アビリティが強すぎるので調整、ということでより陣営のリアクションを再評価する流れになるかもしれません。いやあ中々遊び心地が変わりそうで楽しみですね。
② 既存ウォークライ専用ウォーバンドの強化
次に専用ウォーバンドのアップデートです。ここでは各派閥のコンセプトをより鮮明にしつつ、使い勝手を改善する修正が加えられています。
ここは大いに同意したいところで、ようやくか、という気持ちです。40kを見習ってほしいと思っていたところです。売るときだけ強くしてナーフするくらいの勢いでいかんかい!たまには強いウォークライウォーバンドをよこさんかい!
そんな営業戦略で強化されたのはすでに発売されたガウル蛮族ですね。ここは後日データが公開されるとのことで省略しますが、要は回数制限や特定の兵種にしか使えなかった能力の制限が撤廃されたり、というところで基本は強化です。


まごうことなき強化です。先週末にパイアガイストを使っていた私が言うんですから間違いありません。なんで先週に出さんかったんや……
これらの更新を総じてみると、各ウォーバンドが持つ“らしさ”をさらに濃くしつつ、ゲーム上の役割をわかりやすくした印象です。あとは後述しますがポイントについても調整されており、ファイターを増やせる様になっているとのこと。
しかし箱にはポイント改定前でちょうど1000くらいのファイターしか入っていません。
ちなみに大抵のウォークライウォーバンドですが、武器名度がコンパチで余るようになっています。……色々他のファイターを改造して頭数を増やすというのもありかもしれませんね(勿論gw製品で)
③ AOS兵種のファイターデータ追加
さてさて。ある種恒例ですが、今回もAOS本体に登場した新モデルやキャラクターがウォークライにも輸入されました。これにより「最新モデルでは遊べないのか…」という不満はほぼ解消され、ウォークライとAOSの世界観がより緊密につながったと言えるでしょう。
丁度アイアンジョウから後になるのかな?グルームスパイトギットに追加された狼騎兵のギットモブ以降が追加となっています。(騎兵だし出せないかなあとも思ってましたがありがたい。デカブツは無理のようですが)


重装騎兵ということらしからぬ強さ。で耐久を上げるアビリティ持ち。これとスクイッグホッパーと合わせるとなかなか厄介そうです。
他はざっくり見ていきましょう。

イドネスは、新たなアビリティとヒーローユニットが追加されてます。どっちもトリプルのアビリティ持ちで仲間の移動力を一時的に底上げする支援効果、もう一つは敵の離脱を封じつつ味方の被ダメージを軽減する妨害効果があります。
これにより、従来の高速奇襲型に加えて相手を捕まえる、動きを封じるといったコントロールな感じで立ち回りやすくなったんじゃないかと思います。

コーン=ブラッドバウンド ではデスブリンガーとレルムゴア・リチュアリストが追加されました。リチュアリストは発売直後に更新があって、ちょうど更新に漏れてたんで良かったね……という優しい気分……にはさせてくれないくらい、やばいアビリティが見えますね。
リチュアリストは地形を媒介として仲間全体にクリティカル追加ダメージを誘発させます。陣取りなどで効果を発揮しやすいんでいいと思います。弱兵多めの編成でも正面からの殴り合いで相手を押し切れる破壊力がマシマシになります。
デスブリンガーのアビリティはの出目次第で相手の体力値を一気に削る、割とまじで恐るべき能力です。これやばいんじゃないですかね?
周囲の味方ヒーローの攻撃回数を増やすタイプのアビリティ持ちと組ませたいですね。。

ソウルブライト・グレイヴロード では、エゼキアル一行とワイトロード()といった新たなファイターが追加されています。彼らの持つアビリティは支援寄りで、攻撃性能や移動力を一時的に大幅強化したり、仲間のヒーローに基本アビリティを“無料使用”させたりできます。
従来の“数で押す編成に加えて、ヒーロー同士の連携や強化を使えるんで戦術の幅が広がりますね。ソウルブライトがまた強くなるってこったな……。

そして ナイトホーントとフレッシュイーターコートはつい先日発売したばっかのやつが来ましたよ早い!
どっちも相手にデバフをかける、いやあな能力ですね。殴るのは他のやつに任せて、ということで支援としてどう組ませるか、編成を考えるのは楽しそうです。
そんな感じでしたが、個人的には一番ビックリしたのは彼らでした。

まさかの版を飛び越えてカースドシティから、イェルセン・ダーロック復活!(オールドワールドように改造するとこだった、危ねえ)。能力的にはそこそこという人間らしい能力ですが、彼らも組み合わせ次第では色々使い所はありそうなので考えたいですね。
④ アンダーワールド(ブレードボーン)の追加
そしてホワイトドワーフで追加されていた彼ら、アンダーワールドに登場する小規模戦士団=ブレードボーンも今回の更新で追加されました。
アンダーワールドも版上げしたりしてましたがぬるっときましたね。でもデータも公開されてるなら気楽に使えてありがたい。

ドーターズ・オヴ・カインには老婆の探検チームが追加。
彼女たちは“予言ポイント”を貯めて能力を強化する独自のルールを持ち、移動力や耐久力を操作できるとのこと。あまりドーターオブカイン自体を使ったり使われないんですが、使いこなすと強そうです。
元々の能力はそこまでですんで、他と組ませるならアビリティを使わないメンツと組ませたいところですね。



おなじみストームキャスト・ヴァンガードはエンバーガルドの顔でもある3人組のフレイムランナーのチームですね。彼らは仲間を蘇生させるアビリティや遠距離妨害の特殊効果を持っており、通常のストームキャストとはだいぶ異なる立ち回りができそうですね。
しかしクアッドはダメージを追っている相手にロールで大ダメージを与えられそうです。これも対大物ヒーローとして使えそうなんで、ううむデカブツを入れて戦う編成の時代は終わりに近づいていますね。

セラフォンはイツルの顎。スピアヘッドにもちゃっかり入っているメンツです。
彼らは仲間を庇うガーディアン的能力や、仲間の攻撃ダメージ強化するアビリティを備えてます。セラフォンのザウルスは元々攻守強い印象ですが、毛色が違うので相手によっては刺さるのかも?

pスケイヴンは自キットの穴掘り隊。非常に多彩な小型キャラ群が追加されました。自爆する、地下を掘って再配置する、仲間を複製する、といったスケイヴンらしいちょっと強そうだけど使ってみると元々弱いんでそこまででもなさそうなトリッキーな動きが揃ってますね。
奇襲と妨害を繰り返すネズミらしさが強調されました。後述のラットオゴウルなどと組ませたり、色々考えたいところですね。遠距離持ちの法が良いかな?

ナーグルディーモンのポットベリー隊は、またこれも独自のカウンターを持ってますね。特殊効果で攻撃を重ねるごとにクリティカル値が強化されていく仕組みは、ナーグルらしい“じわじわと腐敗が進行する”表現になっているというあれですかね。
個人的にスケオルトことハエはもうちょっと移動が早くても良かったんですが……。とりあえずプレーグベアラーの群れに入れて使ってみたいですね。

ボルギットの毛刈り隊?は、またまた独自ルール持ち!
“獲物をトロフィーに指定する”という独自ギミックを持ち、その対象に対して仲間全員が追加攻撃力を揮。さらに「囮役」でという、敵ファイターを強制的に誘導する能力もあり、ミッション次第ではなかなか刺さりそうな能力です。クアッドもちゃんとありますしね。
いずれにせよ強力なファイターたちが増えてはくれてなにか悪さをするコンボが見つかりそうな気もしますが、いずれにせよアンダーワールドのキットはシーズンだとかで競技的に使えなくなるユニットも多いと聞きます。そうした受け皿になるのはいいことだと思います。
アンダーワールドユーザーにも来てもらうしかないですね、ウォークライに☺
⑤ 既存ファイターのポイント修正
最後に、ほぼすべての勢力に関わる「ポイント修正」です 。今回の赤字更新では、特定ユニットが大きく値下げされる一方で、強すぎたファイターには小幅な値上げが入るなど、バランスの調整が図られています。
ただこのポイント表、どうも日本語版ではページ抜けがあったり修正値が書いてなかったりするみたいなので、下記に修正があるやつだけ貼っておきますね。そのうち直してくれるといいんですが……。
先に前述の②のウォークライ専用ウォーバドのファイターに関して抜き出しますね。




これらは追加ファイターを入れられるようにポイントが下がりました。雑兵を増やすのもいいですし、逆にもう一体ぐらい抜いて同盟者を検討してもいいかもしれません。候補は上にたんとあるぞい。
その他はとにかく多いんでざっくりと。抜けがあったら失礼御免



パックマスターとラットおガウルは案の定の値上げ。AOSだと引退してウォークライでは厄介なコンビで、上がってもいいとは思うんですが、このあたり意外と対処法はあるという判断ですかね。

stdも調整。というか全体的に値下げですね。このあたりはストキャスが新ファイターも含めどっと増えましたからね。そのあたりと双璧をなす、というか配慮はある気がします。ヒーローズも含めて幅が広すぎるんですなストキャス……。

あんメイドの値下げは嬉しい!いや前が高すぎたんやで……。これは久々に使ってみたくなりますね。


軍勢的には一番調整が多いのかな?グルームスパイト・ギットも値下げまつりです。十分つよいとは思うんですが……。このあたりは新規ファイターとの組み合わせで色々遊びやすくという配慮かもしれません。

しかしポイント調整で目を引くのがダンクホールド・トログス。275(-100)という大幅値下げです。これはかなり使いやすくなったんで、いやもっと悪さができちゃいますね……。というか本当に何を考えてこのやすさになったんだ?個人的にはAOSでの居場所がなくなったんで遊んでやってほしい二一票。
このように見ていくと、今回のポイント調整は新しい勢力を試してほしいという意図がなんとなく見える気もします。いや頻繁に勝ち筋としてよく使われていたユニットのポイントが上がったり、使われなかったユニット、編成数が足りないと言われるユニットが入るように調整しただけかな。
とりあえずまあ色々思うところはありますが、新しいファイターで環境も変わると思うのでそこを見たうえで評価はしていきたいと思います。
まとめ
はい長くなりました。今回の更新は、単なるFAQや誤訳修正にとどまらず、環境全体を刷新する大規模な再編でした。
基本ルールを調整し、専用ウォーバンドはそれぞれの特徴を際立たせ、AOSの最新モデルやアンダーワールドのキャラもウォークライに無理なく組み込めるようになりました。さらに、大規模なポイント再編成で眠っていたモデルが再評価されるきっかけも生まれたんじゃないかと思います。
ファイターの大幅追加については、AOS自体のプレイバリューを高める上ではいいことなのかなと思います。もちろん専用キットやファイターも出てほしい(というかテレイン頼んます……)という気持ちもあるんですが、AOSや40kなどのメインゲームが競技性を高めてデータの更新を早めているのを見ると、腰を据えて自由にのんびりと遊べる場としてウォークライでセカンドライフを、という風に使えるのは悪くないんじゃないかと思います。実際疲れる人もでてるんじゃないかな。
そんな人に癒やしの場を……というには血生臭すぎるんですが、まあこっちでも遊べるからやってみよう、という風に使えるのは、心血注いで作られるミニチュアには優しい世界なんじゃないかなと思います。(未だにこっちだとサクロサンクト・チャンバーもビーストオブケイオスも現役なんだよな……。)
とはいえ気になるのは、やはりこのあとのヘルスミス。彼らが来る前に今回バランス調整を行った、と公言しているからにはなにか理由があるのか。もっと大きな変更点や新たなルールが追加されるということか。
今後もウォークライからは目が話せませんね(いやほんと色んな意味でね)
ということで今回はここまで。ではまた。
(画像:Warhammer Community)