アンテイムド・ビースト

ウォークライ陣営紹介 ≪アンテイムド・ビースト≫

最終更新日:2023/06/20  編集:のう

アンテイムド・ビーストは獣の領域ガウルの荒地草原を彷徨する狩人達です。この者たちは、「渾沌」を「実存を呑み込む者」と信奉し、定命なる者によって作られた文明を軽蔑している。この記事では、捕食獣のみを狩り、平原にて蹂躙の限りを尽くす蛮族達を紹介します。

本記事の画像データ参照先:渾沌の尖兵4

≪アンテイムド・ビーストの特徴≫

長所

▲移動力の高いファイターもおり、目立った弱点が無い

▲アビリティによる攻撃的なコンボが可能

短所

▼接近戦主体だが、射程2以上の装備持ちが少ない

▼コンボの要となるファイターが倒されると単調な行動しかできなくなる

≪リアクション≫

敵からの近接攻撃のヒットのダメージを抑えることができます。ただし、最小値は1なので元々が1の場合は何の効果も無いことと、クリティカルのダメージには影響を与えないので敵ファイターのダメージ値によって強さが左右します。例えば、[ヒット1/クリティカル4]のような攻撃には活躍しませんが、逆に[ヒット2/クリティカル3]のような相手であれば有効に働きます。

≪陣営アビリティ≫

全員が使用可能。移動アクションと攻撃アクションの順番は指定されていませんが、ほとんどの場合はそのラウンドで移動→攻撃と動く際に有効です。移動2回であれば《疾走》を、攻撃2回であれば《猛攻》といった形で、アクションに合わせて柔軟にダブルアビリティを選択できます。

※必要ダイスは[クアッド]ではなく[ダブル]です。

ハートイーター専用。敵を戦闘不能にしているという条件付きですが、使用可能なハートイーターは安定した火力を持つので使用機会は作りやすいでしょう。接敵している他の敵への追撃だけでなく、財宝を持った敵を倒した後に即座に確保へ走るという使い方も可能です。

ビーストスピーカー専用。付近のビースト刻印持ちに追加の攻撃アクションを行わせられます。この陣営では高攻撃力のロックタスク・プロウラーが対象となるので、積極的に使用したいアビリティです。なお、ビースト刻印を持ってさえいれば、隷属者や同盟者として編入したファイター対象でも使用可能です。

ロックタスク・プロウラー専用。《飛び掛かり》発動→移動して接敵、発動出目分ダメージ→攻撃、の流れで大抵の低耐久ファイターを戦闘不能に追い込めます。発動出目に左右されるトリプルではありますが、プロウラー自身の移動力が高いので遠方の敵への奇襲としても使えます。

ファーストファング専用。追加の攻撃アクションを行うだけでなく、その対象を自身へ引き寄せるという珍しいものです。アビリティ効果の特性上、追加攻撃は8mvの射撃武器となるでしょう。また、「攻撃対象にするだけ」でいいので、攻撃が全てミスしても引き寄せる効果は発動します。

全員が使用可能。次の1回限定ですが、攻撃性能を底上げできます。クワッドである上に発動出目が大きくないと効果が薄いため、使用機会自体は稀です。

≪ファイター≫

■ハートイーター

この陣営唯一のヒーロー。武器違いを除き、ウォークライ発のオリジナルウォーバンドは全てヒーローが1種類です。

耐久力は平均的ですが、攻撃ステータスは十分です。この陣営には攻撃性能を上げてくれるアビリティも2種類あるため更なる底上げも可能です。ただし、もう一つの使用可能アビリティ《全力攻撃》を使用したい場合は、他アビリティでの底上げと合わせることはできません。倒しきれる相手を見極めながらアビリティの選択を行いましょう。

●ファーストファング

この陣営唯一の射撃攻撃持ちのファイターです。近接攻撃も射撃攻撃も【攻撃力】5を誇るため、リーダーに次ぐ主力となります。アビリティ《ハープーン引っ掛け》は非常に応用が利き、財宝運搬中の敵ファイターを捕えたり、作戦目標確保範囲の敵ファイターを動かして計算を狂わせるなど、幅広く活躍します。

●ビーストスピーカー

この陣営では貴重な【射程】3の装備を持ちますが、彼女の最大の長所はアビリティ《獣使い》を使用できることです。ダブルかつ簡単な条件で攻撃アクション1回を追加できるのはシンプルに強力です。ゲーム開始時のグループ分けでは、ロックタスク・プロウラー(もしくは他のビースト刻印持ち)と同じバトルグループへ編入しましょう。

●ロックタスク・プロウラー

8mvという高い【移動力】と十分な攻撃性能を持っているため、敵陣に一番先に襲い掛かることになるファイターです。アビリティ《飛び掛かり》も、移動→攻撃の流れに自然に組み込めるダメージソースです。ただし、2回の移動で敵ファイターの射程内に飛び込んで終了、といった行動は避けましょう。耐久性能が高いわけではないため、返り討ちに合う可能性が高いです。

プレイテイカー

固有のアビリティを持ちませんが、攻撃性能はファーストファングやロックタスク・プロウラーとほぼ同水準です。【移動力】が他ファイターよりも低めなので、孤立してしまわないように注意しましょう。

●プレーンランナー

プレーンランナーの長所は低コストの【移動力】5を持つファイターであることです。攻撃性能も高くないので、基本的に役割は足止め役です。高めの移動力で敵の主力に接敵し、攻撃か離脱でアクションを無駄にさせていきましょう。敵のステータスにもよりますが、リアクション《野蛮にして強壮》も使えれば、より時間を稼げることもあるでしょう。

 ≪基本的な戦い方≫

1.接近戦あるのみ 先制攻撃をしかけよう

接近戦主体のこの陣営では、ひたすら相手に接敵して殴ることが主な戦い方となります。第1ラウンドでできるだけ自分たちの得意分野に持ち込みましょう。ロックタスク・プロウラーとビーストスピーカーの組み合わせが先制攻撃に役立つでしょう。2体とも耐久性能が高いわけではなく、かつ高耐久ファイターは後述する戦い方もあるため、低コストファイターが狙い目です。序盤に敵の命令可能ファイターの数を減らすだけでもその後の戦局が有利になります。

併せて、プレーンランナーを敵の高火力ファイターの妨害にあてていけると、上述のコンビを守ることにも繋がっていきます。

2.高耐久な敵ファイターはチームワークで仕留めよう

重量級ファイターのいない陣営ですが、戦い方次第で敵の重量級ファイターを狩ることも可能です。例の一つとして、ファーストファングのアビリティ《ハープーン引っ掛け》で引き寄せて複数体で叩きのめすというもの。事前にファーストファングの周囲に味方を集めておきましょう。注意点として、行動を終えているファイターを狙うようにしましょう。ファーストファングの命令中に倒しきれなかった場合、次に攻撃しようとしている味方ファイターが先に仕留められてしまう可能性があるためです。

基本的な動きに慣れてきたら、長所を伸ばすor短所を補う同盟者を編入してみるなど、自分にしっくりくる戦い方を模索していきましょう。

以上、アンテイムド・ビーストの紹介でした。

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