スパイア・タイラント

ウォークライ陣営紹介 ≪スパイア・タイラント≫

最終更新日:2023/08/23  編集:のう

スパイア・タイラントはあらゆる領域や文化圏より集った、ヴァランスパイアの闘技場の闘士達です。この戦士たちは「永劫に選ばれし者」の軍勢に加わるために、闘技場から荒野へと踏み出した。この記事では、敵を可能な限り壮観な方法で斃す、殺しの技にたけた蛮族達を紹介します。

本記事の画像データ参照先:渾沌の尖兵4

≪スパイア・タイラントの特徴≫

長所

▲高めのダメージ値と、直接ダメージを発生させる複数のアビリティを持つ
▲戦闘不能にすることで発動するアビリティが強力なため、低コストファイターの多いウォーバンドに強い

短所

▼移動力が平均的

▼高耐久なファイターの多いウォーバンド相手では、戦闘不能にすることで発動するアビリティを有効に使えない

≪リアクション≫

共通リアクション《反撃》と大きく異なり、敵ファイターの攻撃が全てミスだった場合に4点のダメージを与えるリアクションです。攻撃回数の少ない相手ほど成功しやすく、攻撃回数の多い相手に有効な《反撃》と使いどころが明確に分けられます。この陣営のファイターは【耐久力】3~5と幅広く所属しているので、相手の【攻撃力】【攻撃回数】を加味して《反撃》と使い分けていきましょう。

≪陣営アビリティ≫

全員が使用可能。敵を戦闘不能にしているという条件付きですが、全員が使用可能なため使用機会を見つけやすいでしょう。接敵している他の敵への追撃だけでなく、財宝を持った敵を倒した後に即座に確保へ走るという使い方も可能です。

ピットファイター(ネット装備)専用。敵ファイター1体の移動と離脱を封じます。ダイス判定の成功が必要ですが、65ポイントのファイターが数百ポイントのファイターを足止めできる可能性を持てるのは、対戦相手にとって大きな脅威となります。

ピットベテラン(シールド装備)専用。確率で2、または発動出目の値の固定ダメージを与えます。2+と高確率でダメージを入れられるため、瀕死の敵ファイターへのとどめとして便利です。移動を行う必要があるため、敵ファイターと接敵して時間を稼ぐこのファイターとの嚙み合わせが悪い点が欠点です。

ピットベテランとフレンジード・レイジャー専用。バトルラウンド終了時まで、自身の【耐久力】を上げることができます。自身の【耐久力】を上回る【攻撃力】を持つ敵ファイターとの接戦時でも、このアビリティを活用すればダメージレースの勝率上昇に一役買ってくれるでしょう。

ピットチャンピオン専用。このファイター自身が敵ファイターを倒している必要がありますが、周囲の他の味方の【攻撃回数】を上昇させます。この陣営には【攻撃力】が高いファイターも複数いるため、これを使用できる状況を上手く作り上げていきましょう。

ヘッドクレイマーとベスティゴール・デストロイヤー専用。

ダイス判定で2+であれば8ポイントの固定ダメージを与えます。傷の低いファイターであればこの1回だけで戦闘不能にできます。クアッドが必要かつ出目1の場合は何も起きないと、リスクも大きいのですが。

≪ファイター≫

■ピットチャンピオン

この陣営唯一のヒーロー。武器違いを除き、ウォークライ発のオリジナルウォーバンドは全てヒーローが1種類です。
バランスのよいステータスに、射程の異なる2種類の近接攻撃を持ちます。どちらも性能は十分なので、積極的に攻撃機会を作っていきたいファイターです。高い攻撃性能で敵ファイターを戦闘不能にすれば、アビリティ《闘技場のチャンピオン》を発動可能となります。周囲の味方ファイターの【攻撃回数】を上昇させてくれるため、ラウンドの序盤で発動し後続に繋げるのがベストな流れです。

●ヘッドクレイマー

高い【攻撃回数】、【攻撃力】、ダメージ値を兼ね備えた優秀なアタッカーです。低コストファイターであれば1回の攻撃アクションで倒せてしまうことも多いので、アビリティ《闘技者》の使用を積極的に狙っていきたいファイターです。

●ベスティゴール・デストロイヤー

ヘッドクレイマーよりも【攻撃回数】は下がりますが、やや高い【負傷限界値】とダメージ値を持ち合わせます。《猛攻》はもちろん、リーダーのアビリティ《闘技場のチャンピオン》で【攻撃回数】を増やしながらその攻撃性能を振るいましょう。

●フレンジード・レイジャー

移動力が3と低い代わりに、他ステータスがコストの割に軒並み高水準です。アビリティ《準備態勢》を利用すれば殴り合いにも強くなります。移動力とポジショニングさえ補うことができれば、優秀なアタッカーとして活躍してくれます。

●ピットベテラン

スパイア・タイラントにおける中量級ファイターといえる存在です。いずれもアビリティ《準備態勢》で耐久力を上げられるため、盾要員として活躍することも可能です。

シールド装備はこのウォーバンド唯一の【耐久力】5を持ち、更にもう1種類のアビリティを使用可能です。《シールドラム》は移動で接敵した敵ファイターに直接ダメージを与えられます。

デュアルウェポン装備は、【耐久力】が下がる代わりに【攻撃回数】が増え、より攻撃寄りのステータスとなります。

●ピットファイター

コストはどの装備でも同じなので、ウォーバンド内で持たせたい役割によって選択しましょう。
パンチダガー装備は【攻撃回数】とクリティカルダメージの値から、最もダメージ出力に期待できます。
スピア装備は【攻撃回数】を落とす代わりに【射程】2を得ることができ、生存性が高くなります。
ネット装備はダメージ出力が最も低いものの、強力な足止めアビリティ《剣闘士の投網》を使用可能です

≪基本的な戦い方≫

 ① リーダーを中心に集結し、弱者から容赦せず打ちのめしていこう

このウォーバンドは多くのファイターが高い攻撃性能を持ち、敵ファイターを戦闘不能にすることで発動するアビリティ《闘技者》を全員が使用できるという特徴があります。【負傷限界値】の低い敵ファイターを積極的に狙い、発動機会を作っていきましょう。折角の追加アクションなので、2体以上の敵ファイターへ接敵してまとめて倒すことを狙っていく、財宝運搬中の敵ファイターを倒した後に財宝を奪い去る等、慣れてきたら最大限に効果を発揮する状況を見極めていきましょう。
リーダーとなるピットチャンピオンのアビリティ《闘技場のチャンピオン》は、周囲の味方ファイターの【攻撃回数】を増やし、長所である攻撃性能を更に上げてくれます。他ファイターが《闘技者》の条件をより達成しやすくなるため、他ファイターをリーダーの近辺に集めながら、積極的に発動を狙っていきましょう。

 ②殴るだけでなく、時に妨害や耐久も。反撃の機会を生み出そう。

このウォーバンドが苦手とするのは、高い【耐久力】や【負傷限界値】のファイターで固められたウォーバンドです。特に序盤は上述の戦い方が難しくなるため、複数回の攻撃をもって戦闘不能にすることを狙って動きましょう。
そのためには敵ファイターの攻撃をしのぐ必要が出てきます。射撃武器を持っていない敵であれば《剣闘士の投網》で動きを封じ、射程2以上のファイターで一方的に攻撃しましょう。《準備態勢》のアビリティを使用できるファイターで攻撃を受け止めつつ、他ファイターを周囲に配置し、次ラウンドで一斉攻撃を仕掛けるのもよいでしょう。

基本的な動きに慣れてきたら、長所を伸ばすor短所を補う同盟者を編入してみるなど、自分にしっくりくる戦い方を模索していきましょう。

以上、スパイア・タイラントの紹介でした。

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