タラントゥロス・ブルード

ウォークライ陣営紹介 ≪タラントゥロス・ブルード

最終更新日:2023/11/02  編集:のう

タラントゥロス・ブルードは精神的な合一の域にある統率を誇るとされる蛮族です。この一族は渾沌を、騒乱の糸へと万物の生命を結び付ける怪物「八芒の観測者」として崇拝している。この記事では、蜘蛛と共に戦いながらも、自らもその姿に昇華することを目指す蛮族達を紹介します。

本記事の画像データ参照先:渾沌の尖兵4

≪タラントゥロス・ブルードの特徴≫

長所

▲低コストかつ複数のアビリティで活用できるスパイダー・スウォームが所属

▲移動力が高く、それを後押しするアビリティも持つ

短所

▼耐久性能が低い

▼ヒーローが戦闘不能になると機能不全に陥りやすい

≪リアクション≫

共通リアクション《反撃》とは少し異なり、敵ファイターの攻撃で1か2が出る(ミスを出す)毎に2点のダメージを与えるリアクションです。攻撃判定が3+でも5+でも、どんな相手でもダメージ発生の確率が変わらないのが強みです。3+の場合はこちらが完全上位互換となります。この陣営のファイターは【耐久力】1~4と低めなので、ダメージソースの一つとしても活用できるでしょう。

≪陣営アビリティ≫

スパイダー・スウォーム以外が使用可能。味方のスパイダー・スウォーム限定ですが、追加の移動か攻撃を行わせることができます。【移動力】の高さを活かしての足止め等に使用できます。指定範囲が6または9mvと広めなのが、他ウォーバンドの同系統アビリティに無い強みでしょう。

ドゥームウィーバー(三又槍とネット装備装備)専用。3分の2の確率で敵ファイター1体の移動と離脱を封じます。敵の大型近接ファイターを足止めできると戦局を有利に運びやすくなります。自身も【射程】2を持つので、相手によっては一方的に攻撃することも可能です。

ブルードキン以外が使用可能。どのような高さであろうとも、登攀を【移動力】消費0で行えます。地味にも思えるアビリティですが、財宝運搬中でも問題なく登攀可能なので、財宝を高所に持ち逃げしてしまう、という使い方も可能です。

ブルードキン専用。他ウォーバンドの同系統アビリティはダブルが多く、こちらはコストが重いですが、その分ダメージ期待値も大きくなっています。アビリティなので射撃攻撃と異なり、味方と接敵している相手にも撃てます。スパイダー・スウォームで足止めしてじわじわ削る手段、としても活用できます。

ブルードマスター専用。戦闘不能のスパイダー・スウォーム1体を完全に回復した状態で賦活させることが出来ます。ルール上、復活したラウンドは命令できませんが、壁役や作戦目標確保の頭数増員等、非常に便利なアビリティです。

スパイダー・スウォーム専用。追加の攻撃が可能となりますが、そちらはおまけの様なもの。

10ポイントもの固定ダメージを与え、移動と離脱を封じます。発動出目に依存する上にクアッドなのでなかなか狙うのは難しいですが、50ptのファイターでジャイアントキリングできる可能性を持つのはロマンがあります。

≪ファイター≫

■ブルードマスター

この陣営唯一のヒーロー。武器違いを除き、ウォークライ発のオリジナルウォーバンドは全てヒーローが1種類です。

高い移動力と多くの攻撃回数を持つので、アタッカーとしての素質は十分です。ただし、このウォーバンドで唯一、スパイダー・スウォームの復活が可能な《おぞましき召喚》を使用できるファイターでもあるので、むやみに戦線に出すことは避けましょう。一方的に倒せる敵ファイターを相手取りながら、アビリティでスパイダー・スウォームを操作・復活させ壁にするように戦うと生存率も高まるでしょう。

●ドゥームウィーヴァー

このウォーバンドの中堅ファイターであり、2種の武器選択があります。
三又槍とネット装備は【射程】を落とす代わりに足止めアビリティ《絹の投網》を使用できます。
フレイルと追い立て棒装備は《絹の投網》を使用できませんが、3という長い【射程】を得られます。
このウォーバンドのダブルアビリティはいずれも使い勝手が良いので、どのアビリティを重視するかを武器選択の一つの指針としても良いでしょう。

●スパイダー・スウォーム

50ptと低コストですが、このファイターに関連するアビリティが3つもある、ウォーバンドの主軸でもあります。ステータスはお世辞にも高いとは言えません。あらゆる攻撃が3+で通ってしまう脆さですが、高い【移動力】を活かした足止め要因として優秀です。

●ブルードキン

このウォーバンドの中核を担うファイター達です。アビリティではありますが唯一の遠距離攻撃《有毒の投擲物》を使用できます。

装備バリエーションでステータスの違いがあります。

鎌とスパイダー・クロウ装備は【攻撃回数】が落ちる代わりに【射程】2が特長で、低めの耐久性能を補うことが出来る生存重視タイプです。

ブルードキンとブルードキン(サイ装備)は【攻撃回数】と【攻撃力】の違いだけなので、プレイヤーの好みとなります。

≪基本的な戦い方≫

 ①  スパイダー達を自在に操作し、相手の動きを妨害しよう

陣営アビリティの半数がスパイダー・スウォームに関連したもので、特に《忍び寄る共生体》は使い勝手が良いです。高い【移動力】と相まって、1ラウンド目から敵の妨害に走らせることも容易いです。2ラウンド目以降も、盤面にファイターが散らばり始めれば、あらゆるファイターからスパイダー・スウォームを対象に取りやすくなり、相手の嫌がるタイミングでの発動が狙いやすくなります。このアビリティは追加の攻撃も選択できますが攻撃性能は高くないので、アクションを残した状態で敵に接敵させ、リアクション《守護の刃》でのミス誘発を狙う、といった使い方もできます。
すぐに倒されても、ブルードマスターの《おぞましき召喚》が使える限り復活もできるので、「スパイダーは敵ファイターのアクション回数を減らすユニット」という視点で動かし、相手の取りたい行動を妨害してしまいましょう。

 ②  攻撃役と妨害役を適材適所で使い分けよう

このウォーバンドはパワーヒッターが少ないので、可能な限り長くブルードマスターとドゥームウィーバーを残しながら敵ファイターの数を減らしていくようにすると戦いやすいです。

ファイター数もBOXそのままの時点で13体と多めのウォーバンドなので、まずは低コストのスパイダー・スウォームやブルードキンを動かしながら相手の動きを様子見・足止めし、命令を終了した相手に攻撃力のあるブルードマスターやドゥームウィーバーで攻撃していくのが基本的な動きです。

基本的な動きに慣れてきたら、長所を伸ばすor短所を補う同盟者を編入してみるなど、自分にしっくりくる戦い方を模索していきましょう。

以上、タラントゥロス・ブルードの紹介でした。

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