ウォークライルール解説:同盟者の編成について

最終更新日:2024/04/17  編集:レコン・ギス田

どうもレコン・ギス田です。今回も急な差し込み記事になります!
私もあちらこちらでウォークライ布教に出かけたりすることで、それなりに経験を積んだプレイヤーとしてルールを聞かれたりすることがあるのですが、その中で私自身も理解に間違いがあるのがつい先日分かったので、そこのまとめになります。

※誠実に嘘偽りなく答えますと、私と他のハンマーハンマースタッフ20人も間違えて理解していたルールで、これはおそらく他の方も間違えているに違いないということで情報共有になります。

前置きが長くなりましたが、今回取り上げるのは同盟者を編成する際のルールについてです。(前置き以外も長いよ!

まずウォークライで遊ぶ際、ウォーバンドの編成ルールについて確認しましょう。

はい、コアルールから引っ張ってきましたが上記画像の左側+右上までがそのルールになります。その中で注目すべきは、2ぽつ目と4ぽつ目の文章ですね。

・ウォーバンドに編入されるすべてのファイターは、ウォーバンドに選択された陣営の刻印を持っている必要がある(ただし同盟者、奴隷、モンスターは例外であるー20ページ参照)

・各ウォーバンドには、ヒーローの刻印( )を持つファイターを3体までしか編入できない。

これらを踏まえた上で、同盟者をウォーバンドにいれる際のルールを確認していきます。

そもそも同盟者とは、というところを説明すると、以下のようになります(上記にあるようにコアルール20ページに記載の文章ですね)。

早くも分かりづらいのですが、この同盟者というのは2つの条件のどちらかを満たしたファイターを指します。

1ぽつ目については、これは単純に言えば自軍ウォーバンド以外のヒーロー刻印持ちのファイターですね。例えば自軍がアンテイムドビーストだとして、その場合にアイアンゴーレムドミナールをいれることができます。

ただし、2ぽつ目の通りあくまで同じ大同盟に限るので、ストームキャスト・エターナルのやソウルブライトグレイブロードのヒーロー刻印持ちをいれることはできません。

このあたりはなんとなく肌感で納得いただけるのではないかと思います。そらそうですわなと。またヒーロー刻印持ちについても文字通り実力者ですので、他のウォーバンドに助っ人に行くこともできるというのは納得できます。

そして同盟者の刻印を持つファイター。こちらの具体例を出すと、混沌の同盟者で言えばオグロイド・ミュルドンケンタリオン・マーシャル。破壊の同盟者で言えばゴパバルーザのファイターらがそれにあたります。

使う軍勢によってはあんまり見慣れない刻印かもしれませんが、拳を握ったような刻印、これが同盟者の刻印ですね。

この刻印が記載されていれば、同盟者として同じ大同盟にいれることができます。

そしてここからが問題です。

この同盟者を自軍ウォーバンドに何体いれることができるのか?

ここが割とベテランでも少し間違っていなかったり分かっていなかったりするので、ここを詰めていきます。これ文字だけですとめちゃ分かりづらいんで、すごく丁寧に書いています。長くなってすいませんが、まだお付き合いください。

コアルールの20ページ、同盟者についての記述の続きを確認します。

上記1ぽつ目を簡単にまとめると
①ヒーロー刻印を持っているファイターは3体まで入る。これは同盟者も含める
②同盟者は2体まで入る

というふうに読み取れると思います。2ぽつ目については同盟者であるファイターはリーダーになれないので

③自軍ウォーバンドの刻印+ヒーローの刻印を持つファイターは最低1体入れなければならない

というふうにまとめられると思います。

ここまでのルールをまとめて、それぞれどんな編成が可能なのか考えてみましょう。

まず自軍がアンテイムドビーストだとします。③にある通り必ず自軍のヒーローを入れる必要があるので、唯一のヒーロー刻印持ちのハートイーターは必ず入ります。

そのうえで増強のために同盟者をいれるとします。同じ混沌の大同盟、アイアンゴーレムコルヴス・カバルからそれぞれヒーロー刻印を持つファイターを一体ずつ編入することは可能でしょうか?

ここは勿論可能ですね。下記のように、ヒーロー刻印持ちが3体までしか入らないと言うルールにも、同盟者2体までというルールにも引っかかりません。

ではここに同盟者の刻印を持つファイターを入れることは可能でしょうか?

はい、↑の通り最大2体までの同盟者しか入らないということで、当たり前ですができません。

もしどうしてももう一体、オグロイドを入れたいとしたらこうする必要がありますね。

同盟者の1人であるアイアンゴーレムのヒーロー刻印持ちを抜いて、同盟者2体までという制限を守った形になります。

ここまでは割とおなじみで分かってくださる方は多いんじゃないでしょうか。

同盟者は2体まで。このルールに則り、ヒーロー刻印持ち2体オグロイド等の同盟者を組み合わせて編成するという方は多いのではないかと思います。逆にヒーロー刻印持ち3体オグロイド等の同盟者を入れる場合は編成できない、という風に私も考え得ており、そのようにプレイしてきました。。

ただ実は最近になって、その考え方が間違いであることが分かりました。厳密に言えば、ヒーロー刻印を持ったファイターを3体と、同盟者刻印を持ったファイターを含んだ編成は可能であるということです。具体例でだすと、こういった形であれば可能ということになります。

はい、そうなんです。ヒーロー刻印を持つ別の陣営のファイターである同盟者を入れることはできないんですが、自軍のヒーローは同盟者ではないんです

だから上記の場合、まずオグロイド等の同盟者刻印のみを持つファイターヒーロー刻印を持つ別の陣営のファイターをまとめても同盟者2体分までの制限を守っています。そしてヒーロー刻印を持つファイターは3体まで入れられますので、同盟者でない同じ陣営のヒーロー刻印を持つファイターと言う形であれば、編成は可能なんですねこれが……。

いや結構私は衝撃的でしたが、皆さんはいかがだったでしょうか?元々のうさんが海外のロスター等を見ていてあれ?となったところで私に話をもってこられた結果分かったんですが、皆さんは「それは知ってたよ」という具合でしょうか。それとも同じようにびっくりしてくれましたか?

もし私だけの勘違いだとすこぶる恥ずかしいんですが、元々オグロイドらのコストを見て分かる通りヒーロー刻印を持つファイター同盟者刻印を持つファイターもこんなにガンガンいれる方はそういませんし、同盟者イコール2体まで、という数え方とヒーロー刻印を持つファイター3体までという考え方でごっちゃになって、同盟者イコールヒーロー刻印持ちのようにカウントしてきましたが、これなんとかなっちゃうんですね……。めちゃややこしいですが。

ルール周りで言うと、私の方は同盟者とヒーローは合わせてこれだけしか入りませんよ、という形で説明してきましたが、こういう編成ならありになるということで、今後説明にも注意が必要ですね。

長々と書かせていただきましたが、今後同様の間違いや混乱を引き起こさないためにも恥をさらさせて頂きました。同じような間違いや勘違いをされる方が出ないよう切に願います(ただ私だけ分かっていないというのもしゃくなんで、できるだけ多くの人に勘違いしていてほしいですね😂)

と、長々と書きましたがお話は以上です。実際上記の編成を見ても使うのは現実的ではないようにも見えますが、オグロイド以外にも破壊にはこんな同盟者たちもいます。

色々と悪さをしようと思うと可能性が広がるのではないかと思います。新しい時代が来るかもしれませんね……。

最後に。ルールについて間違ってお伝えしていた方には謹んでお詫び申し上げます。

ということでルールの解説とお詫びでした。正直スマンカッタ。

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