最終更新日:2024/04/29 編集:レコン・ギス田
はい、それでははじめたいと思います。まずは何を今更というか改めてですが、今回こちら大会での入賞本当におめでとうございます。
ありがとうございます。ビギナーズラックみたいなところがあったのかなとは思いますが、ありがとうございます。
素晴らしい謙虚な態度ですね。そういうところもバグパイプさんらしいなと思いながら、色々手応えはあったようですので、今後またより一層のレベルアップに繋がればと思います。
バグパイプさんについては、この大会の後の活動が一番活発ですんで、そこはまた後で掘り下げていきたいところなんですけれども、まずは大会のお話から改めてお伺いして行きたいと思いますが、まずは①大会の感想についてからお願いいたします。
①大会全体の感想について
ウォークライの大会は初めてでしたが、終始和やかな雰囲気であまり緊張せずにプレイすることができました。運営並びにテレインや自作のバトルプランシートを用意してくださる皆様のおかげで円滑に進行できていたと思いますね。
丁寧にありがとうございます。円滑に終わったというふうに言っていただけるのは、何度聞いてもホッとしますね。ちなみにウォーハンマー歴、それほど長くはないという所はうっすらお聞きしたと思いますが、こちらの大会形式の参加自体は初めてですかね。他にもカードゲームの大会ですとかもあるかもしれませんが。
そうですね。こちらの大会の前に2回ほどアンダーワールドの方で参加させていただきまして。そのときはやっぱり初めてっていうところもあって、結構緊張するところがあったんですけど。今回のウォークライの大会については、そこまでというか。
アンダーワールドの方がやっぱりカードゲームの要素が強いので、カードゲーム特有の緊張感みたいなものがあったんですけど、こちらはそういったところもなく本当にアットホームな感じでした。とてもやりやすかったですね。
ありがとうございます。結構お互い会うのは初めましての人もいましたんでそこはちょっと気にはなっていましたけれども、皆練度もマナーも良かったのは思います。ありがとうございます。勿論バグパイプさんもですね。
そして②ロスターのコンセプト・狙いについて。二つ目の質問ですね。こちらを聞ければと。
②ロスターのコンセプト・狙いについて
どんなミッションにもそれなりに対応できるようなバランスを重視しました。安いファイターで確保の要になる“数”を稼ぎ、“機動力” “攻撃力”の高いファイターをそれぞれ数体入れました。
明確なカラーが見えますね。今回はプランが主に確保戦になるということで、そこでかなり「戦いは数だよ兄貴」感がありますよね。
今回グレイヴガードをもう少しいれる案というか。火力を上げて殲滅戦が来ても大丈夫なように、とは考えたんですけど、ただやはりリーダーの味方復活アビリティで、クレイヴガードに修正が入って出目分しか回復できないっていうところで少し不安があったので、全回復できるスケルトンを4体ずつ入れる形になりました。
もうわかりやすく全部ぶち込んできたなというのは感じました(笑)限界まで。
ちなみに逆にこれ、このルールで編成制限(同一ファイター4体まで)ルールがなかったら、もっと入れていましたか?スケルトンウォリアー。
全部槍持ちとかは考えましたね。やはり剣よりも槍の方がクリティカルが出たときにダメージが大きいので、もしかしたら、槍持ち6体ぐらいにしていたかもしれないですね。
他との組み合わせというか、ネクロマンサーと組み合わせれば接敵しないで戦えるので。遠距離攻撃は味方が接敵している相手には使えないですから。
なるほど。ちょっと以前こちらの記事で書きましたけれども、かなりコンセプトとしてはわかりやすい。いい具合に良い所を伸ばしたり欠点もカバーしたりと部隊編成としてもしっかり見えていますので、良いロスターだと思いますね。
全部槍持ちとかは考えましたね。やはり剣よりも槍の方がクリティカルが出たときにダメージが大きいので、もしかしたら、槍持ち6体ぐらいにしていたかもしれないですね。
他との組み合わせというか、ネクロマンサーと組み合わせれば接敵しないで戦えるので。遠距離攻撃は味方が接敵している相手には使えないですから。
そうした発見があるのは素晴らしいですね。更に強くなりますよ。でも実際火力的にはどうですかこれは。高い方だとは思いますが、ずっとずっと殴れるかっていうとちょっと怪しいですけども。
そうですね、試合では良く落ちてるんですよね、実際。ただ硬い相手でも、ダブルのアビリティで攻撃力をあげられるので、そこで相手の耐久力を上回って攻撃ができたりってところは強い。
個人的にはクルールボゥイを使っていたタコスさんとの試合でキラボスと戦う際、体力を削るのにデュバルが活躍してくれました。
なるほどね。ここまで聞いたらせっかくなんで、最後のヒーロー刻印持ちのワイトキングはどうでしょうか活躍の方は。今回は全体的にも騎乗ユニットは多くなかったですが。
結構他の方のロスターだと、騎兵を入れている方が少なかったですよね。騎兵の分、登攀のアクションがどうしてもできないので、そこがちょっと弱点といえば弱点なんですけど、やはりあの機動力とトリプルのアビリティの突撃ですかね。
移動したタイミングで相手の1M以内でダメージを出せるので、移動した分の行動が無駄にならない。そこのところが結構大きかったなっていうところがありました。
意外と普通に接敵しても耐えられるあの体力もありますしね。そういう殴りあいでも十分活躍できそうですね。
(体力が)28なので、意外と倒せるといえば倒せるという感じですが。
ちなみに今回の戦場、テレインが多めだったと思うんですけども、そこで動きが阻害されたり思ったように動けなかった場面は多くなかったかなと思うんですけれども、そこの部分ではどうですか。
ワイトキングに関しては、あまりテレイン配置に対してマイナスの部分は感じなくて、逆に相手の射撃ユニットを遮ったりとか機動力がある分奇襲的なこともできたりして、どちらかというと騎兵の特徴は有利に働いていたのかなという印象が大きいです。
確かにワイトキングくらいの体力と大きさだと結構敬遠される人も多そうですね。やり合うと長そう。
今回のランブルルールですと、全部目標物が地面に置かれているのがほとんどだったので、そこも良い方に働いたと思います。
なるほど。色々聞いてみるもんですね。ありがとうございます。
だいぶロスターの方の考えを伺ったところで、あとはその③全4戦の感想について伺っていければと思います。
③全4戦の感想について
はい。では順番に。初戦は射撃特化のカラドロンだったので、足の遅いスケルトンでは分が悪かったですね。前半は数的有利を保ちましたが、後半カラドロンの移動力を見誤って拠点を1箇所がら空きにしてしまったのが敗因でした。
2戦目のアクヘリアンキング(蟹)とドワーフの連合軍は堅牢でしたが、バトルプランが有利に働いたので、なんとか勝利することができました。デュバルが速攻で落とされたのは焦りましたが、数的有利を保つことができました。
3戦目はクルールボゥイとの一戦でした。相手は近・遠のバランスが良く、ソウルブライトの苦手な勢力です。サイドクエスト「早死」と配置の関係から目標確保から相手リーダー撃破にシフトチェンジしました。相手リーダーが離脱できないよう序盤でスケルトンウォリアーで囲み、プリンスデュバルとワイトキングの火力で落とし切ることができました。
戦場4面のうち3面を取られる形になりましたが、サイドクエストのボーナスポイントが勝利に直結しました。
ネクロマンサーのアビリティ「ヴァンヘルの死の舞踏」もうまくはまりましたね。
4戦目は記事でも強さが語られており、今回できれば戦いを避けたかったオシアークとの一戦ですね。序盤でネクロポリス・ストーカーにプリンスデュバルが落とされたのは痛かったですが、釘付けにできたのは大きかったと思います。
また、オシアークのリアクション「死の兵法」でスケルトンウォリアーが返り討ちに遭う場面が多かったです。ワイトキングが思いの外攻撃に耐えて中央で活躍できたのは個人的に嬉しかったです。こちらの兵数と長考の影響で最後は時間切れとなりましたが、正直あのまま最終ラウンドまでやっていたら、負けていたと思います。
全体を通しての印象としては、先程言った通り今回ワイトキングが一度も落ちなかったのとプリンスデュバルが速攻で落とされたのが印象的でした。スケルトンウォリアーがソウルブライトのヒーローアビリティ「不死の従僕の召喚」で体力満タンで戻ってくるのも勝利としては大きかったですね。
しっかりとしたコメントありがとうございます。なるほど3戦目がサイドクエストが鍵だったとは、初耳でしたね。しかしこれにシフトしたっていうのはこれは意外な話でした。もっと粘り強く戦うスタイルかと。
私もこうなるとは思っていない状況でしたが、ちょっと自分でも冒険したと思いますね。
そういう話が聞きたかった!詳しくお願いします。
まず、クルールボゥイ自体がAOSの方でも私結構苦手な相手でして。なので真向からやり合う感じではいかないようにしようと最初思っていたんです。ただ「早死」のサイドクエストがちょうど相手のリーダーが比較的こちらに近いところに配置されてた中で出てしまったので……「ここはもうやりに行くしかない!」と。戦力を集中させて何とか早い段階で落とせたので、良かったです。
お互い編成数は結構な数で、クルールボゥイのキラボスは傷も結構ありましたけども、それをやるとはやりますね。何だこのコメント。
そうですね、何とかワイトキングの火力で減らしつつ、スケルトンでたこ殴りにしたっていう感じですねそこは。
いやいいですねそういう冒険も。ソウルブライトはただ穴熊決めても強そうではありますが、攻めるときは攻めだと、しっかりやられていたとは素晴らしいです。バランスですよねそこは。
やはり兵数が多い分、一手間違えたとしても他でちょっと修正がきくというか。兵数が少ないとどうしても一手が重く、責任も重大になってしまうので。
まだまだ私自身慣れていないところがあったので、兵数が多いことは良かったと思います。相手の行動が終わった後にちょっと余裕なんかもありますからね。
確かに少数精鋭アーミーは本当に動かす順番からアクションから一手一手がちょっとめちゃくちゃ重いのは確かに。
あとは相手が全部アクション終わった後にこちらが動かせるっていう状況になれば、そこはもう全部見て次のラウンドに向けて少し調整もできますしね。
あとスケルトンウォリアーは、もしやられても復活ができるので、そういったところも一手一手に対する重さっていうのは楽になりました。
いやあなんとなくそれはそうだという話ではあるんですが、実際に体感されていると気づきになるというか、そういう人の言葉としてでてきている感じがしますね。
ただそうですね。そんなソウルブライトでもちょっと苦戦したのがオシアークでした。先ほどお伝えしましたが、ちょっと長考してしまうところがあったのは反省しています。
そこについては少しだけ補足というか、お相手本人とも色々私も話していますけど、そこのところでどうこうという話はしていないしされていないので、気にしすぎない方が良いとは思いますね。いや「まだまだ俺も甘かった」的な話があるくらいかな。なのでそのように受け取っておくくらいで良いのかなとは思いますね。
はい。あんまり気にしすぎないように、ですね。
そういうことです。いや本当に3名ともよくやったなというのが私からの所感です。
あとは最後ですね、ちょっと④今後やってみたいウォークライの遊び方についてというところでですね、マッチプレー大会も終わってところですが。
④今後やってみたいウォークライの遊び方について
キャンペーンプレイに興味があるので、今後はそちらもできる範囲でやってみたいと思っています。
これはどう遊ぶっていうどういうふうなところに興味あるんですか。なんというかスタンスと言うか。
やはりナラティブ、の部分ですかね。AOSでも栄光への道での遊び方はあると思うんですけど、それに比べると処理やできることが短い感じですし。
そうですね。割と遊んでますがこっちの方が一戦が軽いですしね。そこは処理的にも軽いと思います。
やっぱりウォークライ専用ウォーバンドだと特殊なクエストや強化要素があると思うのでそういったところも興味があって。実はトームオブチャンピオン、という書籍をこの前入手しまして……2020年のやつです。
おおう懐かしい。確かにあれは……そうですねあの時代はキャンペーンプレイとかが濃厚に遊べますしね。
ストーリーもあっていいですね、ああいうのは。今とはちょっと違うところも気になったりしていて。やってみたいですね。
いやでも色々興味関心持っていただくのはありがたいですね。カタコンベもこの前に勝っていましたしね。是非塗り終わって遊ぶ時はお声がけを。
そうだ遊び方と言うか、最近池袋のウォーハンマーストアで、ウォークライビギナー会の方を主催されていますがそちらについても伺いたいですね。心境の変化がどうあったのかとか。
そうですね。池袋で中心になってウォークライをやる方がいらっしゃらなかったので、それで私が旗揚げ役になったと。とはいえ、最終的には私がいなくても池袋のお店自体で盛り上がってくれればいいなというぐらいの話なんですけどね。
池袋ストアはそうですね。場所的にもかなりいいお店ですけれども、ビギナー会ですとかそういうふうに広めよう、もっとプレイヤーを増やしていこうという動きについては本当に嬉しく思いますね。ありがとうございます。皆なかなかそこまでいかないですからね。
いやバグパイプさん自身が、実は改めてというか、プレ大会の後に私の方でやった、カフェでイベントと被って身内が誰も来なかったウォークライビギナー会からはじめられた方ですからね。色々嬉しく思います。
ギス田さんのあの会に参加しなければ、ここまでウォークライにハマることはなかったかも知れないですね。
(*ちょっと持ち上げて頂きましたが恥ずかしいのでカット)
……そこから色々カフェでベテランの方と遊ばせていただいたり、池袋でも初めて遊ばれると言う方にインストさせていただいたりと、楽しくやっております。
いいですね。そこは大事ですよ。自分で輪を広げようという風にやらないとなかなかね。皆なかなか予定が合わないですから。
いやでも本当にバグパイプさんについては短いキャリアで好成績に繋げられたのは勿論、自分主体であれこれと企画してやられているっていうのが一番いいと思いますね。これからが楽しみというところですが、ウォークライビギナー会は毎月やる予定ですか?
池袋のウォークライビギナー会については私が毎回出たりする感じではなく、この日にみんなで参加したいという感じでやるのが最終的な理想形で、私がいなくても自発的に集まっていただくような会にしてもらえれば一番いいのかなと思っています。
私、あるいは誰かがトップでやるっていうよりは、今のところ横の繋がりでやるのが一番理想的なのかな、と。
なるほど。良いと思いますよ。ストアは皆の場所ですからね。まあ自分のスケジュール調整も大変というのもね……。いやでも色々と楽しいお話ありがとうございました。
いえいえ、こちらこそお時間いただいてありがとうございます。
ということでインタビューでした!バグパイプさん主催のものに限らず、私自身も協力したうえでともこれからもウォークライのビギナー会等、色々やっていきたいと思いますので皆さん是非ご参加ください!
※本記事の画像データ参照先(Warhammer Community、撮影写真)
One Reply to “第一回ナールウッド最強決定戦後インタビュー②バグパイプさん編”
[…] トをお願いしていた、ナールウッド最強決定戦でもおなじみ、バグパイプさんと連携を取りつつばたばたと会を始めた次第です(バグパイプさんが気になる方はインタビュー記事へGO!)。 […]