最終更新日:2023/02/20 編集:レコン・ギス田
どうもレコン・ギス田です。
前回はようやっく大会全体の戦闘結果についてお伝えできました(いや数値が絡むとちょっと神経を使いますね……)。ここからはウォーバンド単位での解説・説明になります。
今回お伝えするの大会本戦で好成績を残した3名、3つのウォーバンドについてです。イモタローさん、バグパイプさん、まーと醤油漬けさんの3名のロスターを公開、各ファイターを紹介しつつその運用方法についてざっくりとですが第3者目線でお伝えします……が戦術的なものがあっているかどうかは保証しません。いやホント端からは分からないことは多いなと(過去記事参照)
ただし全員に話を聞いていく前に、ある程度は編成情報を頭に入れたほうがスムーズだとは思いますので、参考としてざっと見ていただければと思います。
バグパイプさん編
まずは今回初参加にして好成績をおさめたバクパイプさんから。こちらはソウルブライト・グレイブロードですね。大会用の編成分けを含むロスターの正式版はこちら。
編成数は12体。1チーム4体と数は十分です。ヒーロー3体を中心に、山と積んだスケルトンウォリアーを前に出して確保力高めの編成です。
編成については、まずソウルブライト、デス陣営の中で最初に紹介する要素があるとしたらやはりここでしょう。
はい出ました、ヒーローマーク持ちの厄介な能力ですねこれがまた。かつては猛威をふるいましたが、今はエラッタが入っています。FAQ(202402時点)で以下も切り抜き↓。
戦闘不能になったファイターの復活。これについては精鋭はもともとのライフが多いので発動出目分だけ回復になりますが、従僕の刻印のみを保つ場合は完全に復活となる……いやどう考えてもやばいですね。確保力=ファイターの数である以上、本大会での目標確保に対して大いに力を発揮する能力なのは言うまでもありません。
頭数を減らしても復活して目標を取り返される、というのは中々今回でいうと体力を使う話です。ちなみに蘇生関係のアビリティ全般にもエラッタは入っています。下記ですね。
組成されたファイターはアクションは全部終了済みとみなされるため、そのラウンドは動かせない……という修正は妥当ですね。とはいえ戦場に配置されている間は戦闘不能になったものとして扱われない、つまり確保力は健在です。ただし終了後は戦闘不能になったものとしてみなされる。こっちのルールは撃破数などにも関わるルールですね。
一度倒れたら戦闘不能したユニットになる。ただし確保要件に関わってくる頭数、これを補充できる時点でかなり強いですね。今回の大会でも猛威をふるった一旦が見えるのではないでしょうか。
ということでスケルトンウォリアーについてはこんな具合です。攻撃力も移動力も低いですが、耐久力は4確保されていますしコストを考えるとどう考えてもお得ですね。そして従僕マークがありますので復活も容易。トリプルを使う価値がどこまであるか、となるともちろん使いどころは考える必要がありますがしかしそこさえ押さえれば色々と見えてくるのではないでしょうか。
彼らを率いるヒーローについてここからは移ります。まずはヒーラーにしてバッファーであるネクロマンサーから。
こちらはスケルトン等を前に出しつつ後ろからも援護できる遠距離攻撃を使います。とはいえやはりその真価はアビリティですね。不死の従僕については言わずもがなですが、どちらも中々の使い勝手です。
復活させるだけでなく回復アビリティまで使うあたりこらもう真っ先に仕留めてやりたいところなのですが、それに加えてクアッドに置いても中々ニクい!発動出目の数だけ味方従僕を動かせるということで最大6体を動かせます。そうそう出る出目ではありませんがでなくても普通にいるだけで厄介なのがヒーラーという存在ですので、対戦相手を悩ませたことは間違いないでしょう。
2体目のヒーローはこちらの騎乗のワイトキングですね。
こちらは打って変わって最前線に突っ込む騎兵ヒーローです。ハイコストながらそれに見合ったスペックを有しており、攻撃アビリティも優秀ですね。機動力を活かして一命令で移動・攻撃を決めるのに断首の一撃は十二分な能力です。単騎での運用も可能なだけの耐久力と傷も有しています。
そして3体目はプリンス・デュバル。こちらはカードは未公開なんで以下に文字だけ記載すると、攻撃力・攻撃力・耐久力4のダメージ2/6と中々の使いやすさ。それに加えてダブルのアビリティ、凶悪な誘惑は【周囲6mv以内の敵への攻撃に対して、クリティカルのダメージを1増やす】という味方へのバフがありこれも前線に突っ込んで使えそうです。他にもダブルでの攻撃バフも持っていますので、味方を引き連れつつも敵エースと渡り会える、バランスの取れたヒーローですね。
いずれにせよ3つのチームで異なる運用方法を打ち出し、高い継戦能力を有しているのはここまでで分かるのではないでしょうか。
イモタローさん編
続いて今回の大会ではまさかのプレ大会と全く同じロスターでで参加したのがイモタローさんのソウルブライト・グレイブロード。一瞬手抜きか?と思いきや実は攻守速で完成度の高いロスターで今回好成績を収めました。
全部で10体で、スケルトンウォリアーとグレイブガードも厚めに入れているのが特徴ですね。(バグパイプさんも1体は入れてましたがこっちでの説明とさせていただきます)
コスト的にスケルトンウォリアー以上なのに見合った戦闘力が特徴ですね。65ptで攻5は中々恐ろしいです。足は遅いのですが、バグパイプさんのロスターを見れば分かる通りヒーローアビリティで補う事もできますので油断できません……。
またこちらには実はもう一個隠し玉がいます。この大会で唯一使用された、隷属者であるダイアウルフです。
これについては皆さんお気づきでしょうか。どう身ても獣ではあるのですが……ビーストの刻印がないんですね。つまりコイツラは獣特有の高い機動力を持ちつつ、財宝の確保が可能になっている、という中々厄介なファイターになっています。なんちゅうあれじゃ。
兵種こそバグパイプさんより少ないですが、いずれもその数の差を感じさせない面白いファイターが揃っています。
そしてもちろんその後ろにいるのがヒーローです。こちらにも入っているネクロマンサー、は上述したので省略しますがそれ以外の2体のヒーローが全然バグパイプさんとは異なります。まずは飛行を持ったヒーロー。ヴァールゴイルですね。
ダイアウルフの代わりにビーストの刻印があるんで財宝は取れませんが(※すいません獣マークじゃなかったですね良く見たら。失礼しました!)、移動力を活かして相手の陣地の弱いところを攻めに行くことが可能です。攻撃力バフはありませんが、倒したあとにはこういったアビリティで行動数の補填もできます。
アスクルガン・トゥルーブレイドについてはこれも未公開なんでざっくり文字でのみ。こちらは傷20に耐久4と硬さは控えめですが……攻撃回数3回に攻撃力6,おまけにダメージ量は4/6となっています。陣営リアクションも【近接攻撃のターゲットになった時に攻撃アクション中は耐久+1】と窮地を耐える力はありますし、トリプルが【この命令中は5以上でクリティカルになる】、またクワッドでは【移動力と攻撃力を命令中2増加】というところで歩兵としての火力は十二分あります。
火力についてはデス陣営でも随一なので、非常に有用なファイターであることは間違いないでしょう。デス陣営のみなさんも蛮族セットを買う良い機会ですよ😀
まーと醤油漬けさん編
そして最後はやっぱり見事前回のプレ優勝から本優勝まで頂点を走り続けた男、まーと醤油漬けさんですね。いやインタビューで先を行くゲーム観や長い話を延々とする熱量があったので強さに関しては疑いありませんでしたが、流石ですね。そんなロスターについてはこちら。
まずはもうやっぱり歩兵から!なんか普通に強いです!
どちらも固くて倒されづらい上に一発が重い。下手をすればエースとも普通に渡り合えるあたり、脅威の一言ですね。しかもこんな能力もあります。
リーダーアビリティでないのに普通に範囲バフ!耐久を6まで上げられたら敵エース相手でも削れるか極めて怪しくなります。
あとはウォークライの場合リアクションでの反撃もありますから、居座られると中々厄介なのは間違いないですね。
そして歩兵の次はエリートユニット、ネクロポリス・ストーカーです。こいつも攻5でダメージ量も3/6とパワーファイターですが、移動も5あるのでかなり使えます。特に下記のアビリティを持っているのがえげつないですね。
追加移動で5移動はかなりレンジが広い。上手く使えば一気に敵に肉薄して仕留めに来ます。
さてそんなオシアークのヒーローですが、実は2体しか今回採用されていません。まずは1体。
見た目やコストからわかるようにモーテクガードのチャンピオンです。ここらへんネクロポリスストーカーにダメージソースは任させる戦術が見えてきますね。ついでにヒーローアビリティはこちら。
移動バフにモーテクガードの盾持ちと同じく味方の耐久バフもあります。移動・耐久と取り回しがいいですね。
そしてもうひとりは意外や意外なナイトホーントからの同盟者です。
飛行能力と遠距離攻撃を有しており、機動力を有したファイターですが……やはりこれもアビリティ要員ですね。
はいでました復活!傷数こそアビリティ出目で固定ですが、特に陣営マークなどにとらわれないのでどれでもだせます。おまけに厄介なのがこのファイター自身が機動力を有しているので、復活させたい場所まで自身が動く、というプレイングも可能な点ですね。
こう考えるとナイトホーントは同盟者としてかなり使える復活要員になるのではないでしょうか。色々できますね。
ということでざっと編成の紹介でした。もう一人入賞者としてはのうさんもいますが、ここはインタビューのタイミングで。
周りでも妙にデス陣営のプレイ率が増えつつありますが、いかがだったでしょうか。言う手強い強いとはいってもあとは使い方が重要です。皆さんも記事を鵜呑みにするだけでなく、色々な陣営の様々な使い方を探っていっていただければと思います。
ここからはアンケートの紹介をざっとしたらインタビューも徐々に出していければと思います。ではまた!
※本記事の画像データ参照先(Warhammer Community)