最終更新日:2023/07/19 編者:レコン・ギス田
この記事では、ウォークライのプレイ方法の一つであるマッチプレイについて解説します。
■概要:公平性を意識した真剣勝負
ウォークライは地形・初期配置・勝利条件・特殊状況といった要素が複雑に絡み合うことで千差万別のゲームを遊ぶことができるゲームです。
しかしその自由度や幅広さゆえに時には一部プレイヤーには極端に有利・不利なゲームが発生してしまうこともしばしばあります。
そのため競技性を意識したフェアなゲームを行う場合を想定して用意されているのが、マッチプレイ用のルールになります。
ウォークライではまずバトルプランカード(4種)とバトルプランジェネレーターのいずれかを使用して戦場を構築し、ゲームを行ないます。
マッチプレイ用のゲームを行う場合には、A.上記①②を使って準備をする 場合と、コアブックに記載されているB.マッチプレイ用バトルプランを使用する 場合の2パターンがあります。これからそれぞれの流れを説明します。
A.バトルプランカード/ジェネレイターを使って準備をする
バトルプランカードを使ってマッチプレイを行おうとする場合、通常のゲームと同じく地形・初期配置・勝利条件を設定します。通常のゲームと手順は変わりません、しかしその前に下記のマークが記載されているカード以外を取り除いてセッティングする必要があります。
このマークは、一部の地形・初期配置・勝利条件のカード内に記載されています。
これはマッチプレイの刻印というその名の通り、記載されているカードデータがマッチプレイで使用可能なことを示すマークになります。バトルプランカードを使用する場合は、これらが記載されているカードのみを予め選び、そこから各カードを選ぶ必要があります。
バトルプランジェネレイターでもマッチプレイ刻印を使うことは同じですが、一部の表にまとめてマッチプレイ刻印が掲載されていますので、該当する表を元にロールを行えば簡単にマッチプレイ用のゲームが準備可能です。
B.マッチプレイ用バトルプランを使用する
まずコアブック記載のマッチプレイのページに予め初期配置・勝利条件が決定されているバトルプランが6つ掲載されています(D6ロール表付き)。マッチプレイ刻印がついた地形を上記Aと同様にバトルプランカード/ジェネレイターから設定した上で、6つのバトルプランからロールすればそれで準備は完了です。
まとめ
上記A、Bのいずれのケースにおいても、戦場が対称性を意識したり、勝利条件はシンプルでありながら簡単には決着がつきづらいものになっています。どのようなウォーバンド同士の対決であってもワンサイドゲームになりづらいゲームが生成されることになると思います。
※あまりに極端な編成をされている方にはそうとも言い切れませんが……。
なおマッチプレイではいずれの場合も特殊状況の設定は行ないません。漆黒の夜に射線を遮られる不安や雷に打たれる心配をせずにお互いの力量のみを試すことができます。
真剣勝負を行ないたい方は是非マッチプレイを試してみてください。
誰が強いのか、白黒つけましょう!
※本記事の画像データ参照先(Warhammer Community)