最終更新日:2023/10/23 編集:レコン・ギス田
このページではウォークライのボックスセット、ハンター・アンド・ハンテッドについて解説します。
概要
本セットは2023年10/21発売の新商品であり、ウォークライの拡張セットの一つです。購入を検討されている方に向けた内容紹介として記録しておきます。
公式の内容写真の通り、ウォークライ専用のウォーバンドが2陣営と、そのファイターカード一式。他にもテレインやウォーバンドの設定およびこれらを使った専用のゲームを遊ぶためのキャンペーンルール等が記載されたキャンペーンブックが同梱されています。他にもバトルプランカード一式(特殊地形、配置、勝利条件、特殊条件)といった戦場構築用のカードセットが同梱されています。
ただしこのセットについてあくまで拡張セットになるため、これ単品で遊ぶことは想定されていません。特にテレインについては過去にあったセット※1と異なり、同梱テレインは1点のみ。またこれまでの拡張セットに付属していたマットもなく戦闘用の特殊地形配置もこのセットだけでは作れません(詳細は後述)。このセット単体で遊ぶというよりは他のセットと合わせて遊ぶ準備が必要になります。
※1 ハートオブガウル及びサンダードフェイト、ブラッドハント、そしてナイトメア・クエストを指します。内容物についてはナイトメア・クエストの記事を参照。
内容物:ウォーバンド・テレインについて
以降は内容物について実際の写真を交えて記録します。中に入っているミニチュア、ワイルダーコーア・ハンターについて。
ワイルダーコーア・ハンターについてはやはり目立つのは犬パーツ!リーダーとセットのものもあるので全部で5匹分ありますね。他にも人ファイターの武器の種類が豊富なので、組み立てるのには中々悩む事になりそうです。とはいえ造形はとにかく格好いい!個人的にはこういうローブマントをつけた野伏っぽいミニチュアは大好きなのでテンションが上がりますね。ガーゴイリアン↓も入っていますが、これもナーグルのちっこいやつみたく工夫次第で色々遊べそうで嬉しいですね。
続いてはゴウジャー・モウパック。
こちらはこのランナー一つで5体が作れます!もっと簡単に組めるものかと期待していましたが、一個一個のパーツのディティールや装飾などにも手を込んでいて中々組むのに楽しめそうですね。武器パターンも棍棒と大棍棒を選べるあたり幅が……言うほどあるか?(攻撃回数&ダメージ量が3回3/6と2回4/8ですよ!)。なお防具は骨を自分の体にぶっ刺すフレッシュイータースタイルで耐久は3!そらそうよ……
そしてテレインはモウピット!ランナー一枚スッキリ収まってますが、造形やサイズは中々の迫力!組み立ては難しくなさそうですが、輸送しやすい組み立て方も考えて手を付けたいですね。ちなみにこのモウピットですが、ウォークライ使用のためのルールは後述のウォーバンド・トームに記載されていますが、それとは別にAOSでも使えるルールがあります。例のDLページから見られます。
オゴウル使いはこれをきっかけにウォークライをはじめましょう😀
内容物:書籍・カード等について
と、あとは他の同梱物。ウォーバンド・トームにファイターカード・バトルプランカード、説明書です。
さてここで注目したいのが一番右側!共通アビリティのカードが今回付属しています!ありそうで無かったでお馴染み!裏面には共通リアクションも書いてあるのでこれは初心者には嬉しいサービス。これだけで買う価値があると言ったら過言ですが、これは重宝しますね!
そして注意すべき点として特殊地形配置のカードについて。これは当然同梱のモウピットを使った特殊地形配置のカードが入っているのですが、実は記載の内容は専用のテレインセットスケイル・オヴ・タラクシス※2と組み合わせた配置になります。このセット単品だと使えません!なんてこった!
今回の商品展開でなんとはなしに予想されていましたが、モウピットを使いたい場合は他のセットと合わせていいか相談して使うようにしましょう。
※2 該当記事は後日追加します
そして専用ルール掲載の本について。
今回もちゃんと入っています、箱専用ウォーバンド・トーム!中身としては前半がお馴染みウォークライの設定、戦場となるゴウジャーの汚物塚の設定(ひでえ名前だ)。そして各ウォーバンドの設定と対決用ルール、と内容物を使って遊ぶための一通りのルールが入っています。各ファイターのデータはカードでも確認できますが、同梱の2ウォーバンドで遊ぶ場合のキャンペーンルール(クエスト等)について確認するにはこちらの本を参照する必要があるので注意が必要です。
但し今回過去の4ボックスセットと異なる点として、本に描かれている対決用ルールが、両ウォーバンドを主役として対決キャンペーン2つになっています。
これまでですと同梱の2ウォーバンドが主役の2人用対決キャンペーン小譚1点と、同梱のテレインセットを戦場とした専用ルールを使ったどんなウォーバンドでも4~6人で遊べる専用キャンペーン小譚1点だったのですが、今回はどちらかのウォーバンドを使って誰とでも遊べる2人用ウォーバンド2点が入っている形です。
大人数キャンペーン小譚はある意味テレインが主役でしたし、その辺りがないことも関係しているのかも知れません(国内でも遊んでいる人も多くなかったようですしね……)
ということで簡単に内容物の説明でした。これまでの森セットからややスケールダウンしてはいますが、従来のセット・マット等をお持ちの方ならば組み合わせて遊べる内容になっていると思います(大人数キャンペーンの新ルールがないのは残念ですが……まあ遊ぶ環境づくりが大変ですしね)。これまで同様に設定・シナリオがきちんと掲載されているのはきっちりナラティブに遊ぶ手助けをしてくれるのでほんと良かったです。
ということでウォーハンマーのセット紹介でした。色々と2版になってから2年目ということで、変わるものも変わらないものもありつつの新セットでしたが、これなら今後も変わらず購入を続けていきたいと思えるセットになったと思います。以上、ハンター・アンド・ハンテッドの紹介でした!
※本記事の画像データ参照先(WarhammerCommunity+本人撮影)
4 thoughts on - 販売商品解説:ハンター・アンド・ハンテッド
[…] 現在こちらの記事にあるようにモウピットと組み合わせた利用があるため、ハンターアンドハンテッドをフルに遊びたい方には購入が必須の品となっています。またこれはもしかしたら […]
[…] それを見る限り、付属のテレイン…どうやら、ハンター&ハンデットの記事でも予測を書いていましたが、やはり専用テレインセット、スケイル・オブ・タラクシスと組み合わせて使 […]
[…] セットになるため、これ単品で遊ぶことは想定されていません。このあたりの話はハンター&ハンテッドでもしていたので割愛!まあお買い求めやすさとともに失われたものがあるって […]
[…] はハンター&ハンテッドでもしていたので割愛! […]